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第26輪 ページ27

ホールに入るとお金持ち達のパーティーがおこなわれていた。






当然か。






お金持ちの子供までいる。






『今回の任務ってなんだっけ?敦くん』






ホール内の光景に感動していた敦くんに話しかけた






「えっと、お金持ちが麻薬の売買をここで行うということです」






これって警察、っていうか麻薬取締官こと、マトリがやるものでは?






とは言わないでおいた。周りに聞こえても厄介だし。






『ターゲットは?』






「あっち」






敦くんは目線をターゲットに向けた。






その方向を見るとまあいるんですよ。ガタイのいい男が






『・・・なるほど』






とりあえず、遠くから見守ることにした。






敦くんが飲み物を取りに行ってる間に準備を済ませる






脳内をお花畑にした。






もちろん、能力を使うのに必要だからね






頭の中を花でいっぱいにしてる時にドレスの裾をくいッと引っ張られた






そっちの方を見ると



























小さな女の子がいた。






金髪で綺麗な青色の目だった。






『初めまして。どうしたの?』






その子に目線が合うようにしゃがみこんで話した。






「はぐれちゃったの…」






なるほど、つまりは迷子ってことか






『じゃ、一緒に探そうか』






敦くんはまだ帰ってこなそうだし…






何か目印になるものを…






あ、あるじゃん。






目印になるものをテーブルの上に置いて、その女の子と一緒に人探しを始めた。

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作者名:ゆきれあ | 作成日時:2017年2月23日 22時

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