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第13輪 ページ14

痛い痛い…!ちぎれるぅぅぅぅ!!






さっき、龍くんに抱きしめられてたのは知ってますね。






その後に敦くんが龍くんから引き離そうとして腕を掴まれ、すんげー痛い。






『痛いよ…!』






2人にはこの声は聞こえず。

2人はなんか口喧嘩が始まっていた。






誰か助けに来てくれないかね。






あっ。






ふと、思いついた。






こんなことで使っていいかは分からないけど。






2人の手が緩まった隙にスッと抜け出した。






「だいたい、Aちゃんの店に何の用で行ってたのさ!」






「貴様には関係ない」






2人でワールドを展開しちゃった。






私はどうでもよいのか。






ってことで、使います。






予め頭に浮かばせていたものを合図で風と共によぶ。






今日は一体なんなんだ!全くもう!






『2人ともいい加減にしてよっ!!!







【美舞桜・蔓】!!!!』






風と共にきたのは、アサガオ。






アサガオには蔓があるでしょ?






アサガオを持ち、蔓を敦くんと龍くんの足に絡ませた。






2人のワールドを展開し続けてる為、気づいてなさそう。






こっからどうしようかな〜。






とりあえず、蔓を後ろに引いた。






2人は転んだ。同時に。






そして、頭を強くぶつけたらしく気絶した。






え?本当に気絶かな?めっさ怖いんだけど…






いつか謝ろう。






心の中で誓った。






「こりゃァ、すげェな。芥川と敦が倒れてやがる。さては、手前か?」






なんだ?この人は…。






後ろを振り向くと帽子をかぶった身長の低い男性がいた。






「手前、今身長ちっちェーとか思わなかったか?」






な、なぜバレた…!!!






『べ、別にそ、そんなこと、ちょっとも、お、思ってない、で、ですよ!?』






あ、やべ、これは動揺しすぎて逆効果だ。






帽子の人は怒りそうになってたけど、ため息をついては






「手前がAだな」






なんでこの人は名前を知ってるんだ?会ったっけ?私知らないんだけど?






『誰ですか?』






「俺は中原中也。芥川の上司ってところだな」






この人もポートマフィアなのか、うん。






なんかわかる気がする。






『で、中也さん。なんで私の名前を?』






「芥川から聞いたことがあったからな」






聞いたことがあるだけで分かるとかこわ。






と、思ったが口には出さなかった。

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作者名:ゆきれあ | 作成日時:2017年2月23日 22時

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