第四十二話 ゆらゆら ページ6
『………』
「………」
うん、普通に気まずいですね一郎太さん。
昨日のこともあってなのか一郎太とは起きてから一言も話していない
いや、話せないの方が正しいか。
そういやあんなこともあったのかーなんて事で終わらせるべきじゃない事だという事も分かってはいるつもりだ
ただ、この空間が不毛で仕方がなかった
周りも何かを察したらしく一言も話すことなく殺伐とした空気が漂っている
あの円堂もか…なんて感動してちらっと横目で見てみると
春奈ちゃんが円堂の口を手で覆っていた
あーあ、鬼道なんか泣いちゃってるよ
「…なぁ、A」
いきなり一郎太に話しかけられた
皆の動きもピタッと止まる
「な、なんでございましょうか…」
どうしよう、凄く怖いです
(風丸side)
「その、昨日は悪かったな。」
こんなことを言っておきながら内心あまり悪気は感じていない
そういえば嘘になるが、あの時は言葉よりも先に体が動いたのは事実だった。
『えと…いいよ。一郎太とは幼馴染みでしょ？昔だってよく一緒にお風呂入ってたじゃない。
それが変わったって事でしょ…？』
なんだよ、それ。
それはつまり、俺の事を男として見ていないという事になる。
俺はお前の1番になれないのか？
「…ｯ、ああ。そうだな…」
ゆらゆらゆらゆら
黒い感情に揺られている気がした
- 金 運: ★☆☆☆☆
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風丸幸蘭(プロフ) - あっさー☆さん» ありがとうございます！！！まだまだ不慣れな所もありますがこれからもよろしくお願いします´`* (2015年12月23日 20時) (
レス) id: c1c2a9efce (このIDを非表示/違反報告)
あっさー☆ - とっても面白いです！応援してます！ (2015年12月23日 19時) (レス) id: ce72e7aa6d (このIDを非表示/違反報告)
風丸幸蘭(プロフ) - 美由紀さん» 頑張って更新しました！面白いだなんて...嬉しいです。これからも更新頑張るので見てください！！ (2015年12月20日 18時) (レス) id: c1c2a9efce (このIDを非表示/違反報告)
美由紀(プロフ) - 更新したんだね！面白かった！ (2015年12月20日 12時) (レス) id: 9e4be1b4f0 (このIDを非表示/違反報告)
風丸幸蘭(プロフ) - アスカさん» ありがとうございます!!すぐに更新します！ (2015年12月20日 11時) (レス) id: c1c2a9efce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風丸幸蘭 | 作成日時：2015年12月7日 18時
