雪男の紅一点は愛されてる-3-

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怖くないって言ったら、多分嘘。




『台宙は出来るもん。出来ないわけない。』



佐久間「やってる身から言うし、Aも分かってるでしょ？台宙とは勝手が違うこと。」



ラウ「...Aちゃんが、怪我するの、僕は嫌だよ。」




『逃げたくないの。出来るのに、やらないのは嫌。1度のミスから逃げてた自分が嫌なの。』



阿部「A...。」



『それに、私と佐久間が同時飛びとか今まで無いし、新しいパフォーマンスにもなる。多少のリスクよりも、そっちを取りたい。』



岩本「Aの気持ちも分かるよ。でもさ、佐久間は俺とふっかで飛ばすんだよ？Aのこと、誰が飛ばすの？」



『亮平、あと...じーこか目黒。』



目黒「...俺やる。阿部くんやりましょ。」



深澤「目黒？」



目黒「逃げないで、ちゃんと向き合ってるから、俺はその手伝いをしたいです。」



阿部「まぁ、ここで何を言ってもAは聞かねぇだろうし。」



『...ありがとう。』



宮舘「じゃあ、マット借りてくる。」



岩本「目黒は、やり方わかんねぇだろうし教える。」



佐久間「しばらくはマットありで練習な！」



向井「何できるかわからんけど、サポートする！」



ラウ「僕もっ！」



渡辺「ケガだけは絶対すんなよ。」



深澤「あと、無理はダメ。回数決めてな？」



『分かってる！サマパラに穴あけるなんてことしないから。』



なんだかんだ言って、サポートしてくれるメンバー。



絶対成功させるから！！



サマパラの公演、少年たちの稽古と同時進行での練習が始まった。

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