Protect his loved ones (ページ3)

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second day

『プレーヤーが揃いました。それでは人狼を見つけるための話し合いを始めてください。』

結局脱出は出来ず、部屋に集まった9人の中に音声が流れて緊張が走る。

iw 「俺は霊媒師だ。」

口火を切ったのは岩本だった。

iw 「他に名乗り出るやつは居るか…？なら指揮は俺が執る。」
sk 「ねぇ、照は今絶対に信じられる人間ってことだよね…？」
iw 「そうだ。迷ったら俺についてくれば大丈夫だから」

そう言い切った岩本は優しい笑顔で佐久間の頭を撫でる。

kj 「は、はい！俺占い師！ふっかさんが市民だって教えてもろうた。」

そう挙手しながら主張した向井を冷たい目で見つめた男が1人。

nb 「康二…？俺も占い師だけど…ラウールが市民。」

9人の顔に動揺が浮かぶ。

mm「2人のうち、どっちかが人狼か狂人ってこと…？」
ab「そう…なるね。狂人は誰が人狼かは知らないからなんとも言えないけど、2人が庇ったふっかとラウールも若干怪しい。」

阿部の言葉に顔を強張らせた2人。

ru 「ぼ、僕市民だよ…」
fk 「俺だって市民だし」

普段の人狼ゲームならばよく喋るラウールは怯えてほとんど喋らない。
この4人の中に、嘘をついている者が確実にいる。そんな疑念に包まれる9人。

iw 「今日の投票は、この2人のどっちかって事でいいか？」
dt 「そうせざるを得ないよね…」

○場面整理
・nbが本物の占い師の場合
kj→狂or狼 fk→狼or市

・kjが本物の占い師の場合
nb→狂or狼 ru→狼or市

『タイムオーバーです。それぞれ、疑わしき人物に薔薇を渡してください。』

テーブルには色とりどりの薔薇が置かれている。

iw 「最終票は俺が持つ。ラウ、お前から行け」

最年少の精神的負担をなるべく減らそうとしたのか、頼もしいリーダーがそう諭す。