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nb 「…みんなどーしたの、そんな全員で固まって」
昨日と何ら変わりない渡辺本人だった。
sk 「しょーたぁぁぁぁーー！！！」
叫んだ佐久間を筆頭に、向井、ラウールだけでなく8人全員が渡辺の元へと走る。
nb 「なんだよなんだよ怖えんだけど」
困惑の声をあげる渡辺に、深澤がしょうがない、とでも言いたげに説明する。
fk 「お前来んの遅かったじゃん、だからみんな翔太が襲撃されちゃったんじゃないか、って」
mm 「よく考えたら今日の夜は誰も死なないはずなのにね。阿部ちゃんでさえ気づいてなかった」
目黒の揶揄うような声に阿部は頬を膨らませる。
ab 「しょうがないじゃん！俺だってパニックだったんだもん！」
sk 「あざとい警察、逮捕ーー！！」
ab 「ねぇなんで！？」
いつも通りのわちゃわちゃとした雰囲気に水を差したのは、またあの音声。
『プレーヤーが揃いました。それでは人狼を見つけるための話し合いを始めてください。』
iw 「俺、今回も霊媒師」
岩本の発言に8人が疑問の念を浮かべる。
fk 「今回“も”？」
深澤の純粋な疑問に、岩本は何かから醒めたように
iw 「悪い、なんでもない。俺の思い過ごしだ」
といなす。ところが、1人彼を咎めるような目で見る男がいた。
dt 「ねぇ待って。照、俺も霊媒師。」
kj 「え⁉霊媒師って1人ちゃうん？」
ru 「1人だよ。だから、どっちかが偽物。」
パニックになる者と、冷静にどちらが疑わしいのかを考える者。ふいに、1人の男が口を開いた。
ab 「これ、俺が出た方がいいよね、俺、占い師。」
1人、阿部を冷たく見据える男。
sk 「阿部ちゃん、俺が本物の占い師だよ。」
その発言に場が固まる。
nb 「は？占い師も霊媒師も2人？意味わかんねぇパニックパニック」
渡辺の混乱した発言に、深澤が場をまとめる。
fk 「2人は、誰の占い結果知ってるの？」
ab 「俺はめめが市民だって教えてもらった」
sk 「俺は照、」
○場面整理
霊媒師
・iwが本物の霊媒師の場合
dt→狼or狂
dtが本物の霊媒師の場合
iw→狼or狂
占い師
abが本物の占い師の場合
sk→狼or狂 mm→市 iw→狼の可能性大
skが本物の占い師の場合
ab→狼or狂 iw→市 mm→狼の可能性大
mm 「照くんが市民か人狼かでだいぶ変わるってこと…？」
目黒の呟きに、阿部が必死の形相で説得にかかる。
ab 「俺占い師だから！みんな信じてよ…佐久間も…なんで嘘つくの、？」
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mizu(プロフ) - 初めて読みました！作り話ということが分かってるのに、めちゃくちゃ泪が出てきました (2021年2月20日 23時) (
レス) id: c41fefaa71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2021年2月17日 17時
