雪男達とシェアハウス！？【Snow Man】

お姫様抱っこ ページ13

Aside.



目の前に大好きな人たちのお顔があって。


夢かと思って頬をつねってみたけど





岩「んなわけねえだろ、笑
ほら、立って。俺らん家いこ？」


そうやって手を差し出されて

この人達に迷惑をかけてはダメだ、と反射的に返事をする。



A「は、はい、！」


と言ったところで、腰が抜けてしまっていることに気づいた。





立てない。びっくりしすぎて。目の前にSnow Manのメンバーがいるっていう、待ち望んでた状況なのに。

混乱して、頭がまわる。




岩「なぁに、腰抜けちゃった？立たせてほしいの？」


なんて、あのひーくんスマイルで言われて、たくましいその腕でぐっと身体を引かれ




抱え上げられるからもうパニック。




A「ちょ、ちょっと、い、岩本さん！重いから！！下ろしてください！！！！」



そう叫ぶ私を気にも留めず



すたすたと玄関の方に運ばれて




宮「照に抱えられてるから1人じゃ脱げないよね。靴、脱がすよ？」



なんて国王に言われて、
なんかお姫様になった気分でふわふわしていて。



でも、出会ってたった5分しか経ってないアイドルにお世話されるなんて申し訳なさすぎて、情けなくてもやもやしていると





ふと見上げたら、目の前に整ったひーくんの顔があって、

ひーくんにお姫様抱っこされてる事実に

今更顔が熱くなるのを感じる。




思わず両手で顔を隠すけど

ひーくんは何にも思ってないのか目もくれず

私が勝手に照れているあいだに





舘様が優しくサンダルを脱がせてくれて

ひーくんにそのままソファーまで運んでもらった。









わたくしA、やっと始まったシェアハウスですが、初っ端から生きていけるか不安です…！

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