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第三十五話 ページ36

あれ、ここはどこだろう





猗「A…」





猗窩座、さん?






猗「すまない、」





『え?どうして謝るの…?どこに行くの…?いかないで……』






猗窩座さん、私を置いていかないで…………









『いかないで……』




胡「!Aさん?大丈夫ですか?」





『パチ)あれ、しのぶちゃん…?ここは、どこ?』





胡「良かった、目を覚ましたんですね。ここは、蝶屋敷です。」





『蝶屋敷……私、』






胡「Aさん、屋敷の近くで倒れていたんです、それから、Aさんの傍に紙が置かれていました」





『紙……?』





私は紙に書かれている文字を読んだ





そこには





お前の傍にいられなくてすまない
俺はお前を愛している




とだけ、書かれていた





『っ…………、あ、かざ、さんっ……! 』



私はその紙を胸に当て握りしめた



私は涙が止まらなかった、ただ泣くことしか出来なかった



もう、猗窩座さんには会えないのだと





胡「Aさん……」



私は分かってしまった。あの時、Aさんから鬼の匂いがしたのは、きっと猗窩座に会っていたのだ。それから、猗窩座がAさんを守ったこと、Aさんが”猗窩座”という名前を口にし泣いたこと。




全ての意味をやっと分かったのだ






ありえないことだけど




私は信じがたいですけど







猗窩座と彼女は互いに愛し合っていた









そうなんだと、気づいた

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設定タグ:鬼滅の刃 , 猗窩座 , 上限の鬼   
作品ジャンル:アニメ
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夜空 - 学校で思いだし泣きしないように頑張ります!すごく素敵な作品でした!そして、無惨様が優しすぎてまた泣きそうです (2021年6月14日 1時) (レス) id: 587626ec74 (このIDを非表示/違反報告)
ひろか(プロフ) - 無惨様も人間の頃愛する女でもいたのかな...あっなんか泣けてきた (2020年4月21日 9時) (レス) id: d204de565a (このIDを非表示/違反報告)
misato0623(プロフ) - 感動しすぎて……(´;ω;`)ウッウッ 猗窩座が好きすぎるので本当に嬉しいです。次は夢主の性格が明るいうぇーい系の猗窩座オチ小説期待してます。何気ないリクエスト申し訳ありません…… (2020年2月21日 21時) (レス) id: e80574aabd (このIDを非表示/違反報告)
rikohuku0428(プロフ) - え。あ、ほんとうに、あ、あ、すごい!!!感動しました!!最高です!仕事中なのに泣いてました!!すみません!! (2020年1月22日 13時) (レス) id: 4dacac16ea (このIDを非表示/違反報告)
恋雪 - キュン死しました右のお星様ポチ…(`・ω・´)ノ凸 (2020年1月16日 8時) (レス) id: b052c98fad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:秋葉 | 作成日時:2019年10月10日 1時

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