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第十話 ページ11

『猗窩座、さん』




Aは顔を赤くしていた


俺は無意識に



猗「フッ...」



笑がこぼれた




『猗窩座さんでも笑うんですね』




猗「バカにしているのか?」




『いえ、そんな!初めて見たので...』




猗「……確かに見せたのはお前が初めてかもな」





『!本当ですか、嬉しいですね(クスッ)』





猗「それで喜ぶとは単純な女だ」





『それほど、好きなんです』





猗「!直球、だな...」





『猗窩座さんだって!愛おしいなんて手を握ったじゃないですかー』





猗「それは、!もういい、勝手に言ってろ...」





『ふふ、勝手に言ってますよ〜』




『じゃあ、私達は相思相愛ってことでいいんですか?』





猗「.......そう、だな」





『猗窩座、さん?』





俺はその一言しか言えなかった




なぜなら鬼と人間の恋だからだ




そんなの、許されるわけがないと分かっていた...





『……』



猗窩座さんは、今複雑な気持ちなのだろう


鬼と人間の恋なんて、ありえない話なのだから


私もそれは分かっていた。ダメなことだって



だけど、好きな気持ちは変わらないのです






猗「……今日はもう帰る、またな」





『……はい、また.......』





お互いに一言だけ残し、猗窩座さんは去っていった

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設定タグ:鬼滅の刃 , 猗窩座 , 上限の鬼   
作品ジャンル:アニメ
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夜空 - 学校で思いだし泣きしないように頑張ります!すごく素敵な作品でした!そして、無惨様が優しすぎてまた泣きそうです (2021年6月14日 1時) (レス) id: 587626ec74 (このIDを非表示/違反報告)
ひろか(プロフ) - 無惨様も人間の頃愛する女でもいたのかな...あっなんか泣けてきた (2020年4月21日 9時) (レス) id: d204de565a (このIDを非表示/違反報告)
misato0623(プロフ) - 感動しすぎて……(´;ω;`)ウッウッ 猗窩座が好きすぎるので本当に嬉しいです。次は夢主の性格が明るいうぇーい系の猗窩座オチ小説期待してます。何気ないリクエスト申し訳ありません…… (2020年2月21日 21時) (レス) id: e80574aabd (このIDを非表示/違反報告)
rikohuku0428(プロフ) - え。あ、ほんとうに、あ、あ、すごい!!!感動しました!!最高です!仕事中なのに泣いてました!!すみません!! (2020年1月22日 13時) (レス) id: 4dacac16ea (このIDを非表示/違反報告)
恋雪 - キュン死しました右のお星様ポチ…(`・ω・´)ノ凸 (2020年1月16日 8時) (レス) id: b052c98fad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:秋葉 | 作成日時:2019年10月10日 1時

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