JINRO GAME -雪の屋敷-Episode B

Is this reality? ページ11

-目黒 side-

渡辺「阿部ちゃん、寝かせてきた」

宮舘「ありがとう……」

俺は泣き崩れてしまった。
舘さんも、翔太も泣いていた。

「俺ら…俺ら3人で…どうやって生きていけばいいんだよ……」

宮舘「生き残ってても…辛いんだよ……」

渡辺「みんなに…会いたい…」

俺らは意気消沈していた。

せっかく、Snow Manに入って、

デビューという夢をつかんだのに。

素敵な仲間に出逢えたのに。

『人狼ゲーム』というゲームのせいで、

全てを失った。

もう9人で歌えない。

遊べない。

助け合えない。


「もう…こんな世界…嫌だよ…」

『お〜い！起きてやめめ〜』

『早くしないと遅れちゃいますよ〜？』

『目黒〜出番だぞ〜』

んん？

なんの声？

そう思ったら、目の前が真っ暗になった。




？「起きろ〜目黒〜」

「ん…？あれ？」

目を開けると、

そこには康二がいた。

「あれ……康二……？」

向井「どないしたんめめ(笑)そんな不思議そうな顔して(笑)」

岩本「なんかいつの間にかぐっすりだったよな(笑)」

阿部「ほんと(笑)翔太より起きなかったからびっくりした(笑)」

渡辺「阿部ちゃんそれどういうこと(笑)」

佐久間「行くぞ〜」

「夢…？」

深澤「夢見るくらい寝てたんだ(笑)どんな夢見たの？」

「人狼ゲーム」

ラウール「人狼ゲームのやりすぎ(笑)」

宮舘「そろそろ急がないと遅れるよ！」

一同:「はーい」


夢か。



人生で1番怖い夢だな。


「みんな！」

向井「ん？どないしたんめめ？」

「いつもありがとう^^*」

阿部「こちらこそ^^*」

渡辺「いつもありがとう^^*」



俺はこの日から、

より一層メンバーを

大切にしようと思った。



Episode B

END


『JINRO GAME -雪の屋敷-』

-完結-

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こじラウ

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