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NEW STORY 24 ページ24

「俺、近海さんとこ行ってくる。」



コンちゃんが飛びながら、真剣な顔で言う。


その顔は戦いから逃げようとかそういうものではないのは誰が見てもわかる。



「…わかった。もし近海さんが倒れたら連絡して。」


「了解っ!」



俺は横目で俺たちから離れるコンちゃんを見送り、前方に視線を向け直す。


まだ冥界人は侵入していないようだ。


先頭の方で何人かの使者が指揮を執っているのが見える。


こちらの兵の数はざっと見た感じ、万はいかないな。


対する冥界の兵の数はわからないが、予想ではこちらより多いと思ってる。


それにこちらは魔法が得意だが、むこうは武器特化型の兵士が多い。


そのため近距離になった瞬間、こちらの兵はどんどんやられていくだろう。


出来るだけ遠くから、どれだけの兵をやれるかが鍵となってくる。





頭の大半で作戦を色々と練り、残りの部分で先に逃げたAとぺいんとのことを心配する。


たぶん…いや、絶対大丈夫だ。


ぺいんとならちゃんと護ってくれるはず。


俺はそう信じて、とにかくここをやりきるしかないのだ。


心にそう言い聞かせ、目の前の出来事に集中する。


隣にいる仲間たちも、緊迫した表情でその場所へと飛んでいる。


そんなみんなに俺は、最後になるかもしれない言葉をかけた。



「みんな…絶対やられんなよ〜!」


「もちろんや!」


「当たり前。」


「そういうらっだぁもだよ!」


「そうそう、さっさと倒して帰りましょ!」


「いやぁ〜やる気がみなぎってきたねぇ。」


「さぁ、始めようかぁ〜?」





「「「「「「天と冥の戦争を。」」」」」」





俺らはそれぞれ考えた持ち場に向かって全速力で飛んで行った。


ーーーーー
急展開w

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雪那々(プロフ) - れーふぁさん» たまたまですよ〜wでもそう言ってもらえてすごい嬉しいです!!ありがとうございます(´∀`*)頑張りますー! (2018年12月25日 22時) (レス) id: 6aeb77ce64 (このIDを非表示/違反報告)
れーふぁ(プロフ) - え、何かすげえ気になる終わり方…プロですね!貴方が神ですか!(狂更新頑張って下さい! (2018年12月25日 17時) (レス) id: e38f4452ec (このIDを非表示/違反報告)
雪那々(プロフ) - ハカタさん» 本編でいつ名前出すか迷ってますw ありがとうございます〜!すごい励まされます!来年も失踪しないように頑張ります!←お互い頑張りましょう! (2018年12月23日 7時) (レス) id: 6aeb77ce64 (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - 雪那々さん» ま、まさかあの強くて白くて雪だるまな人は...(ここでお口チャック←)もう毎日のようにこの作品やら雪那々さんの過去作とか見るのが楽しみになってます!来年も頑張ってくださいね♪(まだちょっと早いけどw) (2018年12月22日 21時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
ラビア=フローズン - 雪那々さん» えっ、読んでくだらなくても、ええんですよ?言っただけですし、なんにせよ駄作ですから!はい!頑張りましょう!(人間とは程遠い生物ですので) (2018年12月10日 16時) (レス) id: 641bf012e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪那々 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=conect1016  
作成日時:2018年12月9日 8時

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