NEW STORY 14 ページ14
『YTNC…』
すごい。ここが、らっだぁさんたちが住む世界。
イメージしていたよりも、もっと綺麗で輝いて見えた。
「おーい、行くぞー！」
「まずは使者に挨拶に行かないと！」
「おう！わかってるー！」
きょーさんとレウさんが少し先の方で叫ぶ。
「んじゃ行くか。手、離すなよ？」
『らっだぁさんがね。』
「お、離してやろうか？」
『ごめんなさいｗ』
ほんと、ひどい人だ。
ーーーーー
らっだぁside
まさかこんなに喜んでもらえるとは思ってもみなかった。
予想ではこの企画を提案した瞬間「えー、嫌です。」って言われると思っていたが、Aでも好奇心には勝てないらしい。
まぁ、まだ街を見ただけなのにこんなに喜んでくれるとこちらも嬉しいものだ。
隣でキラキラした顔であたりを見回すAを横目で見ながら思った。
『あ！あれはなんですか？』
「あれはねぇ………」
Aが今まで見たこともないくらい楽しそうに笑いながら話を聞いてくれる。
それにこんなに質問するAも初めて見た。
結構一緒にいるつもりだが、まだまだ知らないことが沢山ある。
「よし、もうちょっとだぜ。」
『近海さんに会うんですか？』
「んーまぁ…そんなとこかな。」
俺が曖昧な返事をしたせいか少し訝しむような顔をしたが、すぐにさっきの笑顔に戻り前を向いた。
俺も前に向き直るとそこに、大きな屋敷の一部が見え始めた。
『大きい…』
「あれが使者のいるお屋敷。
その奥には城があって、そこに…」
____もともと女王がいた。
最後のところだけは言いかけてやめた。
Aを傷つけてしまうと思ったから。
『そこに…なんですか？』
「あー、この天界の国宝…"金の盾"が飾ってあるんだよ。」
『へぇ、そうなんですねぇ。』
こんな怪しい喋り方をして話すことでさえ、楽しそうに聞くA。
ふぅ、とりあえず誤魔化せた。
まぁ金の盾が飾ってあるのはほんとなんだけどな。
それから２、３分ほど飛び、先に門の前で待っていたみんなの元に降り立った。
「観光はどうだった？」
『楽しかったです！』
「よかったよかった！」
「あとでもっと色々案内するね。」
『はい！』
みんなも嬉しいんだろう。めちゃくちゃ笑顔だ。
あの緑くんでさえも笑っていた。
ーーーーー
STORY13、ちょっと話を付け足しました。
ネーミングセンスなんて知らない←
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雪那々(プロフ) - れーふぁさん» たまたまですよ〜ｗでもそう言ってもらえてすごい嬉しいです！！ありがとうございます(´∀｀*)頑張りますー！ (2018年12月25日 22時) (
レス) id: 6aeb77ce64 (このIDを非表示/違反報告)
れーふぁ(プロフ) - え、何かすげえ気になる終わり方…プロですね!貴方が神ですか!（狂更新頑張って下さい! (2018年12月25日 17時) (レス) id: e38f4452ec (このIDを非表示/違反報告)
雪那々(プロフ) - ハカタさん» 本編でいつ名前出すか迷ってますｗ ありがとうございます〜！すごい励まされます！来年も失踪しないように頑張ります！←お互い頑張りましょう！ (2018年12月23日 7時) (レス) id: 6aeb77ce64 (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - 雪那々さん» ま、まさかあの強くて白くて雪だるまな人は．．．（ここでお口チャック←）もう毎日のようにこの作品やら雪那々さんの過去作とか見るのが楽しみになってます！来年も頑張ってくださいね♪（まだちょっと早いけどｗ） (2018年12月22日 21時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
ラビア＝フローズン - 雪那々さん» えっ、読んでくだらなくても、ええんですよ？言っただけですし、なんにせよ駄作ですから！はい！頑張りましょう！(人間とは程遠い生物ですので) (2018年12月10日 16時) (レス) id: 641bf012e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪那々 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=conect1016
作成日時：2018年12月9日 8時
