NEW STORY 2 ページ2
らっだぁside
ーーーーー
約1時間前____
「…ここにお呼びした理由。もうおわかりの通りでしょうけど…」
「"あの件"…ですよね?」
少し厳しい顔をした使者…近海さんに、俺は何を言われるかわからない恐怖で声が震えた。
俺が答えると、近海さんは今まで見たことも無いような厳しい顔で俺たちを見回す。
「…あまり勝手なことをしていては、こちらも対応が大変なのですが…」
「はい。」
「すみません。」
みんなもなぜ呼ばれているかはわかっているので、口々に謝罪する。
「本来なら、ここで役職の剥奪と1年間天界から出ることを禁じますが…」
そこで言葉を切る近海さん。
え?ます"が"?それはまさか…
「えーと、それはどういう…?」
俺と同じことを感じたのか、レウさんが少し期待を持った目で近海さんに聞いた。
するとさっきまでの厳しい顔とは打って変わって、急に満面の笑み驚きの言葉を告げる。
「これからも"守護者"として頑張ってくださいね。」
「え、?」
「「「「「えぇ!?」」」」」
それは、これからも守護者でいられるってこと?(そのまま)
ほんとに!?ほんとにいいの!?
「でも、なんで…」
「普通はそれも掟破りでしょ?」
きょーさんとコンちゃんが"はてな"という言葉が合いそうな顔で近海さんを見つめる。
そんな2人に向かって近海さんが言った。
「そうですね。普通はコンタミさんの言う通り掟破りになるんですが、
あの時のらっだぁさんたちの決断は正解でしたし、自分たちの"私情"によってAさんの呪いを解いたんじゃないのですから、悪いことはしてないと使者の間で決議されたんです。」
あー、なんか心が痛いわぁ。なんでだろうなぁ。
(まさかあれが"私情"によってなされたことだなんて口が裂けても言えねぇ…)
「な、なるほど…」
「わかってもらえてよかったですよー。」
「うんうん。」
「そうだねー。」
みんな必死に動揺を隠す。
隠しきれてねぇけどな。
それでも気づかないのがやっぱり近海さんだ。
でも、なにかを付け足すように「あ…」と呟く。
「でも、ひとつだけ条件があるんです。」
「条件…?」
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雪那々(プロフ) - れーふぁさん» たまたまですよ〜wでもそう言ってもらえてすごい嬉しいです!!ありがとうございます(´∀`*)頑張りますー! (2018年12月25日 22時) (レス) id: 6aeb77ce64 (このIDを非表示/違反報告)
れーふぁ(プロフ) - え、何かすげえ気になる終わり方…プロですね!貴方が神ですか!(狂更新頑張って下さい! (2018年12月25日 17時) (レス) id: e38f4452ec (このIDを非表示/違反報告)
雪那々(プロフ) - ハカタさん» 本編でいつ名前出すか迷ってますw ありがとうございます〜!すごい励まされます!来年も失踪しないように頑張ります!←お互い頑張りましょう! (2018年12月23日 7時) (レス) id: 6aeb77ce64 (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - 雪那々さん» ま、まさかあの強くて白くて雪だるまな人は...(ここでお口チャック←)もう毎日のようにこの作品やら雪那々さんの過去作とか見るのが楽しみになってます!来年も頑張ってくださいね♪(まだちょっと早いけどw) (2018年12月22日 21時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
ラビア=フローズン - 雪那々さん» えっ、読んでくだらなくても、ええんですよ?言っただけですし、なんにせよ駄作ですから!はい!頑張りましょう!(人間とは程遠い生物ですので) (2018年12月10日 16時) (レス) id: 641bf012e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪那々 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=conect1016
作成日時:2018年12月9日 8時