エピローグ ページ48
きょーさん side
ーーー
明日はもう退院か。
1週間て意外と早いわ。
そろそろ身の回り整理整頓しとかなな。
そう思って、まわりをがさごそとあさって荷物をまとめる。
ちなみに3人は飲み物を買いに行った…らしい。
き「俺だけハブかよ〜。」
そんなつぶやきをしたその時、
ら「ん、…」
き「!!!!…らっ、だぁ?」
ら「…んん…?あれ、ここは…?」
き「らっだぁ!!!」
らっだぁが目を覚ました!
思わず叫んでしまった。
それに…涙まで…!?
き「おい…しん、ぱいし、たんだ、ぞ…」
ら「……」
あー、こんなの見られたらいじられるわー。
そんな心を読んだかのようにみんなが「ただいまー」と言って帰ってきた。
コ「え!きょーさん泣いてる…って!らっだぁ!?」
レ「らっだぁさん!?」
み「らっだぁ!!」
よかった。らっだぁが起きてることの方が一大事らしいw
それにしてもこいつ。なんにも言わねーな。
起きたら真っ先に「きょーさぁぁぁん!」とか言って飛びついてきそうなのに。
コ「…どうしたの?嬉しすぎて声出ない?」
コンちゃんのその一言にらっだぁが「ただいま」とか言うのを待っていたのに、
全く違う答えが帰ってきた。
ら「…あ、あの…
あなたたちは誰?」
き・み・コ・レ「……は?」
みんな一瞬固まる。
そして次々と言葉を被せる。
き「おまっ!それ本気で言ってんのか!?」
レ「どういうこと…?」
み「なんで…」
コ「い、一旦お、落ち着こう?」
どういうことだよ…なんで…
本人は俺たちをみておどおどとしている。
レ「記憶…喪失?」
き・み・コ「!?」
コ「いや、なんで記憶喪失?」
レ「わ、わかんないよ!でも…覚えてないんでしょ?」
き「記憶喪失…か。」
お前。あの世界で何やらかしてきたんだよ。
あの事件から戻ったあとは、お前の記憶を戻さないといけないのかよ。
みんなでまたゲームしようって言ったやんか。
その時、俺たちの心を表すかのように、
さっきまで真っ青だった空から雨が降り出しました。
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雪那々(プロフ) - 魔神まじ卍マンさん» 誰だ、こんなクソゲー作ったの。(動画ネタですね笑笑) (2018年11月5日 17時) (レス) id: 6aeb77ce64 (このIDを非表示/違反報告)
魔神まじ卍マン - なんだこのクソゲー(ネタ)^ら^ (2018年11月5日 16時) (レス) id: 4b3b4a2400 (このIDを非表示/違反報告)
雪那々(プロフ) - くるさん、ハカタさん−ありがとうございます!!続編は今メモ帳にお話を書いて準備しているところなので、それができ次第投稿していきます。その時はまたよろしくお願いします(*´∀`*) (2018年8月11日 19時) (レス) id: 6aeb77ce64 (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - 私も... (2018年8月11日 16時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
くる - とても面白かったです!続編書いていただけると嬉しいです。 (2018年8月11日 13時) (携帯から) (レス) id: d1f0429b25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪那々 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=conect1016
作成日時:2018年7月31日 8時