こんにちは、マフィア壊滅部です。

六話 ページ8

敵「出火はどこだ！？」


敵「アニキ、おかしいです！火事の形跡なんてありません！」


『だって嘘なんだもーん。』


こうも簡単に騙されてくれるとはね。私もビックリだよ。


太「さあ、おとなしく捕まってもらおうか。」


敵「大人がガキの命令なんて聞くかよ！アニキ、やっちゃいましょう！」


その言葉に私達は身構える。が…


敵ﾎﾞｽ「壊滅部……お前らガキだったのか。」


『…へ？』


ボスと見られる男の一言で、すっかり気が緩んでしまった。 ……ボスがアホだと下の奴らもアホになるんだな……

もう一度気を引き締める。


「『惑わしの道化師、参る！ / 屈強の堕天使、参る！』」


そう言いはなって駆け出し、一気に距離を詰める。相手の武器は刀と槍。拳銃は奪っておいたから、まだ戦いやすいよね。

早くも太田は、ソードブレイカーで男の刀をへし折っていた。


敵ﾎﾞｽ「だ、大丈b……」


『お前の相手はこの私だよっ！』


ボスの隙をついて、手を少しだけ切りつけた。


敵ﾎﾞｽ「い"っ…！？」


さらにできた隙に、今度は槍を取り上げた。


『降参するなら今のうちだよ。』


そう言いながらボスに近づく。太田はすでに男を確保して、縄で縛っている。


『手を切ってすまなかったよ。……まあ命に別状はn…』

　 …グサッ


敵ﾎﾞｽ「…簡単に捕まってたまるかよ……！だって俺は、ここのボスだからな！」


『ううっ…！？』


さ、刺された……！？


太「A！？A〜ｯ！！」

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