こんにちは、マフィア壊滅部です。

三十八話 ページ46

村「……………皆、今だ…………！」


村上が、小さいがしっかりと芯の通った声で叫んだ。その声を合図に、この場にいる全員が、ポケットから、ワイヤーを取り出す。それを怯んだロボットに、丁寧に巻き付けていく。もちろん拳銃を取り上げながら。


黒「わーい！村上のお手製ワイヤーだ〜！」


太「………お前そのロボット、ワイヤーで巻き付ける意味あるのか？」


山だ「確かに………もうすでにとしき自慢の怪力でバラバラじゃないか………(^^;」


『もういっそのこと、全てのロボットの粉砕を黒田に頼めばいいんじゃないの？』


普通のロープで良かったんじゃ…………？


廣「でもほら………ワイヤーのおかげで、その手間も省けてますよ？流石れんさんのワイヤーです！」


まなちゃんの瞳には、無理に動いたために、ワイヤーで体を切断されたロボットが映っていた。その視線はすぐに村上に向けられる。


村「え、あ……そうか………？////」


二人以外 ((((そういえばコイツらこんな仲だった))))


佐「ｺﾞﾎﾝ…あとは、６人が無事に帰ってくるだけね。」

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