【呪術廻戦】抗えぬ運命と血筋を持つ少女3

関係性 ページ3

貴方目線

A:………
五条:ねぇ、黙ってたら分かんないんだけど
てかこの3人に反抗する気ないの?
別に僕はどっちでもいいけどさ
A:…いじめがなくなっても、結局生きづらさは変わんないですよ

今日まで我慢してた気持ちが溢れてくる

A:自分で問題を解決せず口しか動かさない呪術界の上の奴らや、下らないプライドとしきたりに従ってしか生きていけない癖にデカイ口を叩く御三家の当主や関係者に、私の生活を管理されて、体質を嘲笑って馬鹿にされ、非術師の人間にいじめられて…
こんな事をされて、生きやすいとお思いですか?
思ってないですよね、そりゃ五条さん達は私みたいな呪術界を困らせるような体質を持ってないですからね…!

怒りか悔しさか憎みか、感情が混濁しながら今まで思ってた事を吐き出す

A:こんな生き方しかできないというのなら、生まれてこなかった方がマシです!


バチンッ！


叩かれた音と同時に、右頬に痛みが走り熱を帯びる
目の前には誰かを平手打ちした後の五条さんの姿があった
そして理解する、五条さんに叩かれたと

家入:五条っ!お前…!
五条:硝子、黙って

いつもの飄々とした雰囲気ではなく、怒りの籠った声だった

五条:なんで叩かれたか、わかる?
A:……
五条:まぁわからないだろうね
けどA、今オマエが言った言葉はね、アイツ…
灯梨の尊厳を貶してるんだよ
A:……なんでそれで五条さんが怒るんですか
私のお母さんとは、何の関係性なんてないでしょ
五条:関係性はあるよ
けど…そうなんだよね、僕は他人の事なんてどーでもいいけどさ…
こんな僕を唯一対等に扱ってくれた、"恩師"を貶すような事を言われたらキレるね

サラッと重要なことを軽口で言う五条さんにも驚いたが、それよりも自分の母との関係性の発覚に固まった

母と五条の関係性→←身の狭さ

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