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一〇七 ページ10

貴方目線

いつの間に…!?
さっきまで後ろにいた筈なのに…!
…今そのことはどうだっていい
すぐに炭治郎のところに…!!


半天狗:お前はああ…儂がああああ…
可哀想だとは思わんのかァァァア!!!

突然鬼は体を巨大化させ、炭治郎の頭を握りつぶそうとしていた

半天狗:弱い者いじめをォするなああああ!!!
A:何被害者面しやがってるこの妄想野郎が!!!
炭治郎を放せ!!


波の呼吸、弐ノ型"風波"!


地面を蹴り、頭に掴まって刀を鬼の目に突き刺す
後頭部まで刀が貫いた

半天狗:ギャッ!!?
玄弥:テメェの理屈は全部クソなんだよ!!
ボケ野郎がァアア!!
ぬああああ!!!

自分の体と鬼の顔に液体のような何かがかかる
瞬間、発火した

半天狗:ギャッ
玄弥:うおおおおお!!


ブチブチィッ!!


鬼の腕が千切れる音が聞こえると同時に浮遊感を感じた

炭治郎:わっ!!
A:あっ!!

鬼が崖から足を滑らせたせいだった
そのまま鬼と落ちる


ドォン!!


身体中に激痛が走る
目の前の鬼がゆらりと立ち上がり、逃げようとした

A:待ちやがれ…!!

刀を鬼の方へ投げる
勢いよく刀が鬼の膝の裏に刺さる

半天狗:グッ
炭治郎:逃がさないぞ…
地獄の果てまで逃げても、追いかけて頚を…斬るからな…!!
半天狗:!!

奥の林に刀鍛冶の人々がいた


まずい、早く…こいつを…!!


ドッドッ!


A:!

後ろの崖から何かが落ちてきた音がした
振り向くと身構える炭治郎の姿があった

A:炭治郎…っ!
炭治郎:大丈夫だ!まだ動ける!
今度こそ…!!


ドスッ!!


炭治郎が向かおうとした先に刀が刺さる

??:使え!!炭治郎使え!!
夜明けが近い!!逃げられるぞ!!

崖の上から声がした
そのまま炭治郎は刀を抜き取った


ドォン!!!


雷のような音を立てて炭治郎は、とてつもない速さで鬼に接近し、頚を飛ばした

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ひよこ(プロフ) - ゆきなさん» いえいえ!まだまだ未熟者です!でも読んでいただきありがとうございます!本当に嬉しいです! (2020年4月6日 19時) (レス) id: a7c452ed95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな - えっとー神ですよね? (2020年4月5日 22時) (レス) id: e657495ec3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華蓮 | 作成日時:2020年3月23日 1時

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