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一〇六 ページ9

貴方目線

親玉が隠れている木に辿り着いて切ろうとするが、生き物のように鬼が暴れた

炭治郎:ぐあああ!!
振り落とされるな!!頑張れ頑張れ!!
木の…アレ!!
ヘビトカゲ竜みたいなのがこっちへ来ない内に!!
甘露寺さんが止めてくれてる内に!!
禰豆子:ううう!!
A:っ…!!

上へと木を登ると更に暴れる
このままじゃ甘露寺さんが稼いでくれた時間が無駄になってしまう!


バリッ!


ボリッ!


ボリッ!


何かを咀嚼する音が聞こえ、見ると玄弥という男が鬼の木を食べていた

A:お前何やってるんだ!?
炭治郎:お腹壊さないか玄弥!
大丈夫なのか!?

もう一回玄弥が木に噛みついた瞬間、炭治郎が登ったまま木が倒れた


ドオォン!


親玉がいるであろう木のコブに炭治郎が斬りかかろうとした瞬間、自身の危機を察知したかのように細く伸びて巻いていた複数の枝が炭治郎を襲った

炭治郎:ぐぁっ…!


波の呼吸、肆ノ型"球面波"!


炭治郎を襲う枝を回転切りで切り飛ばす
同時に禰豆子が血鬼術で木を燃やし動きを止めると同時に炭治郎の刀に火が纏った
そのまま炭治郎は木を斬りつけた
木は二つに割れる
閉じないように切れ込みに手を掛ける

玄弥:やれ!!

斬りかかろうとした炭治郎が動きを止める
よく分からず、木の中を見るとそこには親玉らしきものがいなかった

A:いない!?どこに…!

焦ったように逃げる波長を感じた
そっちに目を向けると、小さい鬼が走っていた


まずい、逃げてしまう!!


A:いたぞ!!あそこだ!!
炭治郎:貴様アアア!!逃げるなアア!!!
責任から逃げるなアア!!
お前が今まで犯した罪、悪業、その全ての責任は必ず取らせる!!
絶対に逃がさない!!
玄弥:いい加減にしろこの!バカタレェェェ!!

突然頭上に何かが飛ぶ


ドガァン!!


目の前に根本から抜かれた木が鬼のところへ飛ばされていた
瞬間次々と玄弥が木々を鬼に飛ばしていた

玄弥:ガアアアアア!!クソがァァァ!!
いい加減死んどけ!!お前っ…空気を、読めえええ!!


ドゴゴゴッ!!


半天狗:ギャアア!

鬼を囲うように木が落ちる
怯んだ瞬間を見抜いて禰豆子が鬼に攻撃した
が、それも避けられ更に逃げた

半天狗:ヒィィイ!!
玄弥:足速ェェ!!
何なんだアイツ!!クソがァアア!!


どうなってるんだあの速さ!!
このまま走っても追いつけない!!


そう思った瞬間、横から何かがすり抜けた


ガキュインッ!!


刀が何かに当たる音が前からした
前を見るといつの間にか炭治郎が鬼の頚に刀を入れていた

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ひよこ(プロフ) - ゆきなさん» いえいえ!まだまだ未熟者です!でも読んでいただきありがとうございます!本当に嬉しいです! (2020年4月6日 19時) (レス) id: a7c452ed95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな - えっとー神ですよね? (2020年4月5日 22時) (レス) id: e657495ec3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華蓮 | 作成日時:2020年3月23日 1時

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