一三五 ページ38
貴方目線
伊之助:アイツすげぇよ、玉ジャリジャリ親父
焼き魚を食べていると、伊之助が行冥さんのことを話始めた
炭治郎:岩柱の悲鳴嶼さんな
変なアダ名をつけちゃだめだよ
A:まぁ柱だしな
伊之助:初めて会った時からビビッと来たぜ
隊士:骨も食べるのか伊之助
A:喉に刺さるぞ
伊之助:間違いねぇアイツ、鬼殺隊最強だ
炭治郎:あーやっぱりそうか
悲鳴嶼さんだけ匂いが全然違うんだよな
痣がもう出てたりするのかな?
伊之助:出ててもおかしくねぇ
A:あり得るかもな
あんな猛者の波長、感じたことがない
もう既に痣を維持しているかもしれない
善逸:俺は信じないぜ
あのオッサンはきっと自分もあんな岩一町も動かせねぇよ
若手をいびって楽しんでんだよ
炭治郎:いやいや、悲鳴嶼さんはあれよりもまだ大きい岩を押してるそうだから
A:行冥さんはそんな人じゃないだろ
そんな波長なかったし
善逸:Aちゃんはともかく、お前は何で言われたことをすぐ信じるの?
騙されてんだよ
炭治郎:いやいや…
A:善逸、消極的過ぎだ
炭治郎:善逸も耳が良いんだから、嘘ついてるかついてないかくらい分かるだろ?
ズズズ……
そう話していると、炭治郎の後ろで行冥さんが遥かに本人よりもデカイ岩を押して通っていた
悲鳴嶼:南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…
A:善逸、あれ見てみろ
証明されてるぞ
善逸の頭を掴んで行冥さんがいる方向に向かせる
炭治郎:あ、ちょうど通ってるな
凄いなぁ悲鳴嶼さん!
俺もあんな風になれるかな!?
善逸:なれてたまるか!!
バカかお前は!?コンニチハ頭大丈夫デスカ!!
炭治郎:イデデデ!
善逸:あのオッサンが異常なの!!
オッサンそもそも熊みたいにデカいだろうが!
炭治郎:いや…でも
善逸:黙れ!!
巨人と小人じゃ生まれついての隔たりがあんのよ!
わかるだろ!!
A:やめないか善逸!
いくら自分ができないからって炭治郎に当たるな
善逸:Aちゃんおれに対して言い方酷くない!?
体の痛みがなくなってきたな
もうそろそろ始めるか
伊之助:腹も膨れたし、丸太担いで岩押してくるわ
A:そうだな
もう充分休んだから、次の修業に行ってくる
炭治郎:うん、いってらっしゃい
善逸:うわーもう前向きな奴ばっか!!
俺の居場所ないわ!!
炭治郎:まあまあ
軽く体をほぐし、丸太を担ぐ修業の方へと向かった
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ひよこ(プロフ) - ゆきなさん» いえいえ!まだまだ未熟者です!でも読んでいただきありがとうございます!本当に嬉しいです! (2020年4月6日 19時) (レス) id: a7c452ed95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな - えっとー神ですよね? (2020年4月5日 22時) (レス) id: e657495ec3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華蓮 | 作成日時:2020年3月23日 1時