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貴方目線

セントラル街の人気のない路地をまわり、新島先輩を探す
光のない路地は影により、見えにくい
早く見つけないと…

すると、以前声をかけれたところに見覚えのある姿があった
堂々と立ち、なにかを待つ新島先輩
駆けより、声をかける

A:先輩!
真:貴方、なんで…
A:それはこっちの台詞です
なんで飛び出したんですか?
相手は、ご存じのはずです
それなのに…
真:そんなこと、分かってるわ
A:ですが、一人でここに来ては危ないです
戻りましょう?
真:そんな弱音、吐くこと出来ない
それに、貴方も言えない口じゃない
お仲間を置いてきて
A:…
真:私が奴等を引き寄せるから、貴方は彼らのところに戻って…
A:…できません
真:え?
A:あんな辛そうな顔をして、見捨てられるわけがありません
どうして、我慢するんですか?
それでは先輩が…苦しいだけです
真:それは…
A:ですから、一旦戻って…
真:…!待って

呼び止められ、振りかえる
その奥に、怪しい男が二人何かを探していた

真:彼ら…もしかしたらカネシロと…
A:ちょっと先輩!?

スマホを取りだし、何処かへ電話をかけるとそのまま新島先輩は男二人組に近づく









暁目線

いくら探してもどこにも二人の姿がない

モルガナ:人居すぎだぜ!
竜司:ダメだ、見つかんねぇ!

一体何処へ…

スマホの着信音が鳴る
番号を見ると、新島のものだった
電話に出る

真:もしもし私…新島真
暁:今どこにいる?
真:いいからこのまま聞いてて
録音も
杏:何?誰から?
暁:新島だ

電話の相手がわかると3人は耳をスマホに近づける
その電話から男二人と新島、そしてAの声もあった

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作者名:華蓮 | 作成日時:2020年2月22日 0時

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