渋谷 ページ43
貴方目線
次の日、渋谷に集まり、昨日の収穫について話し合う
遅れて竜司が現れた
竜司:暁!昨日はよくも…!
危うく俺だけ「異世界」に…!
暁:…プイッ
A:異世界?
杏:なんの話?
竜司:何でもねーよ!
始めろ、祐介
祐介:ナビにカネシロの名前を入力したが、思った通り反応があるな
モルガナ:となりゃ、あとは場所とキーワードの2つだな
「何処」を「何」だと思ってるかだ
だが、被害がこの渋谷中心って事以外、手掛かりがない
思い付くキーワードを色々言ってみるしかないぜ
竜司:うぇ…無理だろそれ…
ビルどんだけあんだと思ってんだよ
渋谷中心って決めつけられると、難しい
周りはビルで、関連するようなモノが見つかりにくい
杏:文句言わないの
祐介:パレスの方が分かれば、連想で割り出せる可能性も無くはない
A:取り敢えず、関連しそうなキーワード、言ってみるしかないね
竜司:うーん、牛耳ってるっつー事は、「庭」とかか?
"候補が見つかりません"
杏:お金好きでしょ…「札束風呂」とか?
やる人いるって、前ネットで見た!
"候補が見つかりません"
A:うーん…マフィアのイメージなら「賭博」?
"候補が見つかりません"
祐介:だめだ…話にならん
何か思い付くか、暁?
暁:そうだな…金が集まる場所…
「銀行」とか?
祐介:なるほどな
"候補が見つかりました"
祐介:よし…当たりだ!
奴はこの街の何処かを自分の「銀行」だと思ってる!
杏:もっと現実離れしたもモノかと思ったけど、「銀行」とかなんだ
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作者名:華蓮 | 作成日時:2020年2月22日 0時