歓楽街 ページ40
暁目線
目的地の新宿に着き、電車を降りる
駅から出ると、ネオンなどで灯しられた歓楽街が広がっていた
歓楽街に入ると、目を輝かせる二人
竜司:おお…さすが新宿
夜でもすげー明るいのな
A:ギラギラしてる…
地元にはこんな明るいところ、なかったな
モルガナ:キョロキョロすんなよ
慣れてねーの、バレバレだぞ
暁:つい…
A:こういうところ行ったことがないから新鮮で…
竜司:ば、場所の確認してただけだっつの
にゅぅカマーって店、この先っぽいな
まっすぐ行きゃすぐだろ
行こうぜ
暁:あぁ
A:うん
目的の店に向かうが、店の誘い込みに声をかけられる
よろしくない言葉を俺達にかける男の声が聞こえないようにAの耳を塞いで進む
Aは頭にハテナを浮かばせて、何故耳を塞がれているのか問い詰められる
その問いが聞こえないフリをする
Aにそんな言葉、聞かせれない
警察:ちょっといいかな?
こんな時間、何してるの?学生?
暁:大学生です
竜司:あー、そうそう
オトナですオトナ
警察:なんだ知り合いか?君
…ん?そのズボンどっかで見たような…
テレビのニュースか何かで…
そうだ、セクハラ教師の事件だ
あの高校の、制服!?
竜司:…ヤベ
警察:君達高校生だね!
ちょっと来なさい!
モルガナ:あーもう!
だから制服はダメって言ったろ!
うまくかわして逃げろ!
暁:行こう!
A:うん!
Aの手をとり、警察から逃げる
路地などを使って、なんとか撒いた
モルガナ:…いつになったら着くんだ?
竜司:今のはしょーがねぇだろ!
有名んなった証拠だし!
??:そこの方
4人:?
振り返ると、道に店を構えた女性がいた
千早:金髪の方、女難の相が出ています
お気をつけください
竜司:お、俺…?
千早:あの、よく見せてください!
竜司:悪いけど、今急いでてよ
俺、そういうの信じねぇし
千早:そうですか、すみません…
もし、また気になったら夜、ここにいますから…
落ち込ませてしまったな…
その場から離れ、バーに向かう
来た道からまっすぐの通りに目的地の店があった
竜司:うお…完全に大人仕様…だな
本当にここか?
暁:看板にそう書いてあるし…
モルガナ:ビール、ウイスキー、ワイン…
夜はバータイムだってよ
竜司:やっぱ制服じゃダメか…
さっきバレたしよ…
A:どうする?
暁:外で待ってろ
俺達が話してくる
竜司:マジかよ…
せっかく新宿に来たってのに…
しゃーねー、そこら辺で時間潰すか
終わったら教えてくれ
竜司と分かれ、Aとバーの中に入った
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作者名：華蓮 | 作成日時：2020年2月22日 0時
