捜索 ページ35
暁目線
次の日の放課後、渋谷駅に集まる
学生達が多く集まっていた
竜司:おし、揃ったな
杏:やっぱり昼間とかは学生が多いね
きっとどっかで狙ってる
A:こんなにいればね…
それに目立たない人って結構いるし…
祐介:しかし、これだけ人が多いと少々骨が折れそうでもあるな
暁:だが、やるしかない
竜司:だよな!今日で尻尾つかんでやる
杏:昨日の打ち合わせ通り、暁とAはセントラル街ね
暁:あぁ
A:うん
竜司:よし、始めるか!
怪しい奴がいたら報告な
それぞれ分かれて俺とAはセントラル街に向かう
セントラル街に着くと、多くの学生を見かける
A:やっぱり放課後だから学生がいるね
友達と一緒にいたりとか…
暁:飯田も友達といたときに声かけられたらしい
モルガナ:よし、予定通りいくぞ!
マフィアとは顔合わせかも知れん
気を引き締めていくぞ!
なるべく目立たないように捜索する
すると書店の前に見覚えのある人物がいた
新島真だ
真:今日はここで捜索?
お揃いのようだけど
何か進展するといいわね
期待しているから
暁:…あぁ
モルガナ:ワガハイ達のことつけてるのか?
…いや、まさかな
彼女から離れると、横からAに服を引っ張られる
暁:どうした?
A:学校からずっとつけられてるよ…
モルガナ:マジかよ!
A:どうする?
このままここに放っておくのも危険だし…
仕方がない、俺達がそう動くか
暁:ここは危険だからセントラル街の外に誘導するしかないな
A:新島先輩を巻き込むのはいけないしね
奥に進み、人の少ない路地にホームレスがいた
近づくと、こちらに気づいた
ホームレス:どうした?
俺みたいなのが珍しいのか?
ここら辺の人なら、何か知っているかもしれない
暁:バイトがしたいです
ホームレス:んん?何かの合言葉か?
俺は何も知らないぞ?
ここに流れて日が浅いんだ
他の奴をあたってくれ
A:そうですか…
暁:紹介してほしい
ホームレス:そう言われてもな…
ここらが縄張りの仲間しか…
向かいの路地でまたに見るけど、今日はいないみたいだな
だったら駅の方だな
会いたきゃ、そっち行ってくれ
A:ありがとうございます
案外教えてもらえるものなのか…
モルガナ:ここが縄張りの仲間か…
そいつなら、何か知ってるんじゃないか?
行く価値はある
渋谷の地下鉄に向かう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 122人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：華蓮 | 作成日時：2020年2月22日 0時
