家 ページ3
暁目線
佐倉さんに電話を掛け、話すと、承諾してもらえた
A:お待たせ
杏:どうだった?
竜司:勢いでお願いしちまったけど、大丈夫だったか?
暁:あぁ、一応OKはでた
A:2度目だね
暁:そうだな
杏:行ったことあるの?
A:うん
モルガナが教えたいことがあるからって行った
杏:へぇ
A:ところで祐介君は?
祐介:すまん、遅れた
祐介の手には大きな荷物があった
杏:なにその大荷物…
祐介:あぁ、家を出てきた
竜司:…はぁ?斑目のとこか!?
祐介:あぁ、さすがにあの家にいられないしな
高巻さん、これを__
スッと紙袋から和菓子の箱が現れた
杏:あ、ありがと?なにこれ和菓子?
祐介:これから高巻さん___いや、杏の家にお世話になるからな
ご両親の口に合えば___
杏:ダメに決まってるでしょ!!
そういい杏は和菓子を祐介の顔を投げつける
見事にクリーンヒットする
祐介:ば、バカな…?
駄目なのか!?
杏:当たり前だっつーの!
祐介:手持ちの全財産はたいた和菓子でもか?
杏:そこじゃないから!
A:どうするの?
祐介:杏がダメなら…A、君の家はだめか?
A:私の家?
杏:Aのとこも駄目よ!
それこそ駄目だ
俺が許さん
竜司:即答だなお前
杏:当たり前でしょ!
A:杏…本人の前でそれは…
杏:ほんとどーすんの?
暁:漫画喫茶って訳にもいかないしな…
竜司:俺んちも無理だぜ
A:寮はないの?
祐介:あるが…
モルガナ:よし、うちに来い!
汚いとこだが寝る場所はあるぞ!
うちって…居候なんだが
そんなの、許してもらえるはずがない
祐介:無理そうならとりあえずAの家に…
Aの家にいくな
杏が横から手を合わせてこちらをみる
…仕方ない
暁:…わかった
とりあえず聞いてみるから
祐介:すまないな
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作者名：華蓮 | 作成日時：2020年2月22日 0時
