64 ページ19
貴方目線
コンコンッ
ベッドで本を読んでいた時、扉からノックの音が響いた
エミリー:どうぞ
医務室のカーテンの向こうにいたエミリーさんが返事をした
ガチャッ
??1:Aお見舞いに来たの!
エミリー:ありがとうエマ
Aさん、開けてもいいかしら?
A:はい
返事をすると、ゆっくりとカーテンが開かれていった
開かれたカーテンから、エマとマーサさんの姿が現れた
マーサ:果物を持ってきたんだけど、A今食べれるかな?
A:あ、はい…
エマ:ゆっくり食べてなの!
A:ありがとうエマ…
マーサ:体調どうかな?
見た感じ、良くなった気がするけど
他の人から見たら、正常かもしれない
けど…
A:…一応、体は動けます
ですが…
エミリー:暫くは医務室で療養ね
いきなりの事で心の整理が追い付いてないから
マーサ:そうか…
もっとゲームで一緒になりたかったけど、仕方ないか
治ったら、一緒にゲームに参加しよう!
A:…はい
ズキリと胸の奥が痛む
あんな、皆を傷つけようとしてたのにこんな親切にされたら…
罪悪感しか感じない
エマ:A、どうしたの?
A:!…なんでもないよ、エマ
えっと、果物ありがとう
味わって食べるよ
切り分けられた果物を受けとる
マーサ:また、お見舞いに来るから
A:…ありがとうございます
エマ:バイバイなの!
A:…うん
手を振り、医務室から出ていく二人を見送る
エミリー:大丈夫?
A:え、あ、はい
エミリー:この後、私ゲームに参加することになってるから空けるけど…大丈夫かしら?
A:大丈夫です
エミリー:そう、なら行ってくるわね
A:はい、気を付けて…
そう声をかけ、エミリーさんは医務室をあとにした
自分だけしかいない医務室に静寂だけが響いた
なんで、私寂しがってるの…?
皆と接するのを、拒んでるのに…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 284人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「第五人格」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カゲロウ(白ヰ迷ヰ戌)(プロフ) - 明けましておめでとうございます！(遅い) (2020年1月2日 21時) (
レス) id: ce1ee98c9d (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 明けましておめでとうございます！これからもよろしくお願いします！読者の皆様が楽しい一日になりますように…！ (2020年1月1日 12時) (レス) id: a7c452ed95 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 遙さん» ありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2019年12月16日 1時) (レス) id: a7c452ed95 (このIDを非表示/違反報告)
遙(プロフ) - お誕生日おめでとうございます！無理ない更新をこれからも待ってます！ (2019年12月15日 22時) (レス) id: c146627df3 (このIDを非表示/違反報告)
遙(プロフ) - ホント好きです、テスト期間だというのに一気に読み進めてしまいました笑無理のない更新待ってます！ (2019年12月10日 15時) (レス) id: aa765929df (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：華蓮 | 作成日時：2019年11月2日 1時
