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無理してでも広い部屋に住みたかった。
二人で割れば得だからと、同居をはじめるのはよくある話だ。







先に話を持ちかけたのは和也だった。なんてことのない顔をするのが得意だったため、智はにい、と笑って快諾したのが半年前。

解約と契約、二つの約束から子供のように逃げるものだから、冷や冷やしたりもしたのだった。





これは、同じくらいの二人の話。たまに片方が背伸びをして、片方が猫背になって
たまに寝坊をして、たまに早起きをして
…いつも恋をして、少し嫌いになって
そんな、同じくらいの、ただの二人だけの話。




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skycrawlers5322(プロフ) - とても素敵な物語でした。 (2023年2月16日 21時) (レス) id: b9cfac5d0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：新菜 | 作成日時：2021年1月24日 21時

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