SNOWDOMEの約束【黒】 (ページ9)

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「…私でいいんですか？」

目黒「え？」

「私みたいなのでいいんですか？

　正直に言うと最初は目黒くんが告白してきたのは罰ゲームなのかと…

　目黒くんの周りには綺麗な方がたくさんいらっしゃいます。

　だから私なんか見向きもされないと思ってました」

目黒「いや俺はずっとAさんしか見てなかったよ」

「それはそれで…恥ずかしいです」

目黒「かわいい」

顔を真っ赤にして下を向くAさん。

今日、少しは距離を縮められたかな。

店員「失礼します、お客様。こちら注文の品と…サービスです」

目黒「ケーキ？」

店員「メリークリスマス。良い1日に」

失礼します、と頭を下げて去って行った男の人。

その背中を見送った後彼女を見るとうわーケーキだぁ！なんてはしゃいでて。

小さなことでも喜べる彼女の事がすごく好きだ。