対策ノート ページ33
阿「はいコレ」
『コレは？』
阿「昨日、要領よく勉強したいって言ってたでしょ？だからコレ。Aちゃんが苦手そうな問題まとめたからコレを中心にやればいいと思うよ」
『え！？ありがとう！』
一昨日、もう少し要領よく勉強出来ないかと思って昨日すぐにあべくんに相談をした。
そしたら今日あべくんは対策ノートを作って来てくれた。
『あべくんだって勉強忙しいのに…』
阿「全然大丈夫だよw…皆が必死に頑張ってるのに言いにくいけど…正直雪城は余裕すぎるから」
『あぁ…』
阿「まぁだからと言って勉強に手は抜かないけどね？油断って1番しちゃダメだから。Aちゃんもこの調子なら余裕だと思うし他の7人につられて焦ってるかもだけど大丈夫だからね」
『うん。まぁ…ほら出来るに越したことはないし』
阿「アイツらにも見習ってもらいたいな」
ノートをめくるとあべくんの言った通り私の苦手な問題を集めてくれてるみたい。
一昨日つまずいた数学の問題もびっしり…。
阿「昨日Aちゃんに要領よくって言われて対策ノートは良い案かなって今全員分作ってるの」
『全員分！？』
阿「まぁAちゃんのよりは簡易的なものだけど俺の復習になるし皆は苦手な場所を重点的にできるし一石二鳥！ありがとね！」
『いや、私は…』
あの人に心配かけちゃったからちょっとでも要領よくできたらなって思っただけなのに。
阿「Aちゃんに相談されてなければ作ってなかったかもだし！これで皆効率よく勉強できる！いくら問題集を回してもこのペースで解いてたらすぐに一周しちゃうしどうしようかと思ってたんだよ」
『にしても良く皆の苦手分野覚えてるね』
阿「だてに毎日勉強見てないよw」
『あべくんは凄いな…本当に先生だ』
阿「じゃぁ俺の初めての担当生徒はここの皆だねw2人以外手のかかる生徒すぎるw」
『あはは…手がかかるほど可愛い…みたいな？』
阿「手のかからないAちゃんとラウの方が可愛いよ。まぁ手のかかるぶん暇はしないけどねw」
『高校入ったらテスト前にあべちゃん先生開講だね』
阿「先着2名。尚、この情報はAちゃんとラウにだけ教えてあげるね」
『他の7人は？』
阿「対策ノートくらいは作ってあげるかな1冊」
『1冊』
あべくんってやっぱりあの7人に容赦ないなぁ…。
『あー…これ本当にありがとう！早速今日これで勉強するね！』
阿「人に対策ノート作るのは初めてだからまた感想聞かせてね。どの辺がわかりやすかったとか」
『うん！』
これで少しは余裕を持てるかな。
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作者 - a-yaさん» a−ya様。お返事遅くなり申し訳ありません。サブ更新作品の為に頻度が低いですが完結まで見えていますので、それでもよければこれからもよろしくお願いします。コメントありがとうございます。 (9月4日 23時) (
レス) id: 8f5e67220a (このIDを非表示/違反報告)
a-ya(プロフ) - すごく面白いです！更新楽しみにしています！ (8月28日 21時) (レス) @page20 id: 672b289667 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - うな！さん» うな！様。お返事遅くなり申し訳ありません。こちらの作品はサブ更新なのでこれからも更新スピードは遅いですがそれでもよろしければこれからもよろしくお願いします。コメントありがとうございます。 (7月2日 20時) (レス) @page15 id: 8f5e67220a (このIDを非表示/違反報告)
うな！ - 久々の更新とても嬉しいです！続きも楽しみにしています！ (6月26日 23時) (レス) @page15 id: 4785f44992 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2023年3月17日 16時
