学力把握テスト ページ23
阿「夏を制する者は受験を制する！！」
佐「あべちゃんキャラ変？」
昨日皆で同じ学校を受験しようと決めて不登校児の集まりなのに急に受験を意識し始めた。
ここに来る前は入れたらどこでもいい。なんなら行かなくていいとさえ思ってたのに。
昨日の今日ですぐに受験モードになれない私達とは対極に塾の夏期講習の先生みたいにやる気に満ち溢れてるあべくん。
『ど、どうしたの？』
阿「俺らで同じ学校を受験するって決めたでしょ？」
『うん』
阿「今のままじゃまず、俺とAちゃん、それにラウは絶対に自分の成績よりしたの高校を受験しなくちゃいけない」
深「くそ！その通りすぎて何も言えない！！」
阿「落として受験をする事はもう覚悟してる。でも！その落とすランクは最小限にしたい！！」
舘「だろうね」
渡「偏差値低いと共学も少なくなるしなぁ」
岩「低すぎたら碌な生徒いなさそうって偏見もある…」
目「スポーツ推薦狙うか」
向「いや、俺ら不登校児に推薦は無理や」
佐「そもそも俺ら全員が通うって考えたら偏差値もだけど通学距離も考えてだいぶ絞られるんじゃ…」
阿「だからこそ少しでも選択肢を増やすために今から偏差値の底上げするの！！」
あべくんは不登校児だけどここでもほぼ毎日図書室に閉じこもり勉強してるから勉強の遅れなんて事はまずない。私もたまに一緒に勉強をしてみてもらうほどあべくんは頭がいい。
ラ「僕も言うほど頭は良くないと思うけど…学校行ってない間勉強なんてしてないし」
阿「ラウは絶対に時頭がいいと思うからすぐに追いつく」
渡「俺らの信頼度ひっく…」
阿「信頼度も偏差値もあげたいならコレ今からやってみて」
深「あべちゃん？何それ」
阿「俺が夜なべして作った学力把握テスト」
岩「マジか…」
佐「どこに本気出してんだあべちゃん！」
阿「Aちゃんと同じ高校行けなくていいなら俺はそれでもいいよ？俺はAちゃんと一緒の高校受けて受かって一緒に学校生活過ごすから」
向「何やその脅し！！やればええんやろ！やれば！！」
目「やば…数字見たら眠い」
佐「それな？」
舘「え、これ習った？」
渡「不登校期間なんじゃね？」
阿「お前らがいつから不登校か知らないけどこれ中1レベルだからね？」
ラ「あー通りで簡単」
深「嘘だと言ってくれ…」
『…が、頑張ろう皆！まだ6月だし大丈夫！皆で一緒の高校行こう！』
深「ん。だね！Aちゃんの為に頑張るしかないな〜w」
『っ！』
すぐこう言う事言う…。
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作者 - a-yaさん» a−ya様。お返事遅くなり申し訳ありません。サブ更新作品の為に頻度が低いですが完結まで見えていますので、それでもよければこれからもよろしくお願いします。コメントありがとうございます。 (9月4日 23時) (
レス) id: 8f5e67220a (このIDを非表示/違反報告)
a-ya(プロフ) - すごく面白いです！更新楽しみにしています！ (8月28日 21時) (レス) @page20 id: 672b289667 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - うな！さん» うな！様。お返事遅くなり申し訳ありません。こちらの作品はサブ更新なのでこれからも更新スピードは遅いですがそれでもよろしければこれからもよろしくお願いします。コメントありがとうございます。 (7月2日 20時) (レス) @page15 id: 8f5e67220a (このIDを非表示/違反報告)
うな！ - 久々の更新とても嬉しいです！続きも楽しみにしています！ (6月26日 23時) (レス) @page15 id: 4785f44992 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2023年3月17日 16時
