参話 ページ4
放課後になり、私は教室を出ようと歩き出す。
だが、ドアの前に立っていた爆豪に止められた。
「話まだ済んでねーぞデク、水明。」
腕を掴まれ、出久の隣まで戻される。
「カツキ、何ソレ？」
それ？良く見ると、私の腕を掴んでいた手とは逆の手に、一冊のノートが握られていた。
あれは、出久の…？
「『将来の為の…』マジか！？く〜〜緑谷〜〜〜！！」
「いっ、良いだろ！返してよ！！」
そのノートを、爆豪は個性で爆破させてしまう
「あーー！！！？ひどい…！！」
それだけではなく、ノートを窓から投げ捨ててしまう。
…ちょっと待って！？あの下は池になってたはず。落ちたら濡れてしまう。
私はとっさに個性を使った。
『池に落とさないで！！』
幸いにも、爆豪は自分が言われたのだと勘違いしてくれたらしい。
「一線級のトップヒーローは大抵、学生時から逸話を残してる。俺はこの平凡な市立中学から初めて！唯一の！『雄英進学者」っつー“箔”を付けてーのさ。まー完璧主義なわけよ。」
…うん。こんな状況なのに申し訳ないのだが、一つだけ言わせてほしい。それって逸話でもなんでも無いよね！？
「つーわけで一応さ。雄英受けるな水明、ナードくん」
ここで何か言ったら、火に油を注ぐだけだ。ぐっと拳を握りしめて耐える。
出久は肩を震わせながらうつむいている。絶対に悔しいはずなのに…
「そんなにヒーローに就きてえなら効率良い方法あるぜ。来世は“個性”が宿ると信じて…屋上からのワンチャンダイブ！！」
ばっと出久が振り向くのと同時に、どこかから爆発音が聞こえる。
「な、何だ！？」
「水道管が破裂したんだって！！」
遠くからそんな声が聞こえてくる。ああ、駄目だ。気持ちを落ち着かせなければ…！！！
「…まあいいや。おい、帰るぞ」
ようやく三人は帰って行った。残された私と出久は、ノートを拾いに、教室から出る。
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しずく(プロフ) - 赫夜さん» 長い間返信停滞して申し訳ありませんでした<(_ _)>いつもコメントありがとうございます！！私基本ネガティブなせいで、いつも書いてて不安になるので、とてもありがたいです！！ただ、チャットになるのを防ぐため、お返事は気まぐれになってしまうかもしれません｡ (2017年10月23日 21時) (
レス) id: 480f01ac4e (このIDを非表示/違反報告)
赫夜 - しずくさんお久しぶりですね赫夜デス！！夜分遅くでもお仕事ご苦労様デス(*^^*)！！こちらがわの感想が長引きすぎて誠に申し訳ありません(´д｀|||)…また機会があれば此方がわの作品製作が出来上がれるよう陰ながら見守らせて頂きます＼(^-^)／ (2017年10月7日 21時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
赫夜 - しずくさんご無沙汰ぶりデス赫夜デス！！夕方までのお仕事ご苦労様デス！！先程改めて仕上がった内容一部を読ませて頂いたところ入学式に体力テストを全科目済んだ様子ですが本格的な雄英高校受験は一体どんな感じ生るか目が話せない展開になりますね( ☆∀☆)！！ (2017年9月23日 14時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
ういうい(プロフ) - 続きです。出てきた欄にURLを入れ、隣に表示される挿入というところを押せば、URLが貼れているかと。あと、その絵が申請を通っていなければ貼れない場合があるので、絵の創作者さんに声をかけ、申請を行ってください。長々と失礼しました。 (2017年8月8日 12時) (レス) id: 0f2b19b68f (このIDを非表示/違反報告)
ういうい(プロフ) - コメント失礼します。URLの貼りかたについて、です。貼りたい絵自体のURLがわかっているときは、好きなページを選び、上に8個のアイコンがあると思います。その左端のアイコンを選び、画像アップとかかれた文字を押してください。下にURLを貼る欄が出てくると思います (2017年8月8日 12時) (レス) id: 0f2b19b68f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しずく | 作成日時：2017年5月6日 10時
