常連さんは不登校くん。（緑）

眼の色 。 ページ5

( A side 。)









『 神山くん、眼、疲れたやろ？ 』









神山
『 まぁな、笑 』









こんな会話もできるようになり、
成長したな、と感じる。









入学した手の頃は口も聞いてくれなくて。笑









神山
『 Aちゃん、今日はな、お昼までいる。』









『 やから、先生と呼べ、先生と。笑 』









そんな会話をしながら神山くんのことを見る。









見たくなくても見えてしまう、









明らかに左右で色の違う眼。









左眼は普通なのに、
右眼は赤い。









保健室ではこうやって、
たま〜にカラコンを外して過ごすこともある。









私も、そろそろ慣れてきたわ、彼の眼にも。









『 お昼までな？ わかった。
よっしゃ、ほんなら私が勉強教えたろ。』









自信満々に言うたんに、









神山
『 え〜、Aちゃん、勉強できるん？ 笑 』









こんなこと言うから、




『これでも一応教師やっ 』って
どついたったわ。笑

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