放課後 一 ページ1
鳴子視点
「なぁ硫黄ー？今日も行くよな、黒玉湯？」
「えぇ、そりゃあ勿論。何故だか行かないと一日が終わらない感じですからね。」
「ははっ、そうだよな！」
隣にいる私の友人。
いや、親友とでも言ってもいい人間、蔵王立の他愛も無い話をしらながも、私達は黒玉湯へと向かう。
一日が終わらないだなんて嘘。
正直、人に嘘や偽り事をするのは苦手ではあるが、これは自分だけの秘密にしたいので仕方無く皆には嘘をついてしまっている。
そう、学校帰りの放課後。
黒玉湯に行けば彼女に会える。
彼女の顔が見れる。
彼女の声が聞こえる。
少し変態気味の言葉だが、これが私の気持ち。
嘘が苦手と言ったが、この気持ちを皆に話すのは少々照れ臭いだけ。
女性に関しては立だっている。
でもこれだけは言えなかった。
「あ、由布院せんぱーい！鬼怒川せんぱーい！！」
「あ、立と硫黄も来たんだ」
「えぇ、まぁ。」
「黒玉湯行かないと一日が終わらないもんな！硫黄！」
「ふふ。そうですね立。」
彼女に一目惚れしてるなんて、口が裂けても言えないんです。
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みるみる(プロフ) - 硫黄くんの照れ最高です。ありがとうございます。頑張ってください！ (2018年12月1日 9時) (
レス) id: fd07502994 (このIDを非表示/違反報告)
夢色 - 初めまして。硫黄くん好きなので楽しみに小説を読んでいます！更新頑張ってください☆ (2015年6月7日 23時) (レス) id: 739c2641c2 (このIDを非表示/違反報告)
銀大路 霙。(プロフ) - 初めまして！o(^▽^)o硫黄の小説を拝見することができて嬉しいですー！！ (2015年6月2日 20時) (レス) id: 52482b26a0 (このIDを非表示/違反報告)
桜火 - はじめして! 照れ隠しイオ君とか最高です!!更新頑張ってでさぃ!! (2015年5月26日 0時) (レス) id: 2d1a2cc5c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの*(プロフ) - 未個兎さん» お久しぶりです！アンストして出来なくなったって……大丈夫ですか？ あ、でも。またこうして話し掛けてくれてとっても嬉しいです♪ (2015年5月25日 23時) (レス) id: 9c074d58dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきの* | 作成日時：2015年5月16日 19時
