赤髪君の好きな人【赤羽業】 (ページ2)

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ファンクラブページ2

雪乃side

『ふあぁ』

『んー。今、何時だろ』

私はそう思い、時計を見た。

針は、5時を指している。

『ちょっと、早く起きすぎたかな』

いつもは、6時に起きているからな。

『まだ、時間あるしシャワーでも浴びようかな』

そう決めたからには、準備をしなくちゃ。

あっ。そうだ！今のうちにご飯を炊いておこう。

実は、私料理得意だから、毎朝お弁当作ってるんだよねー。

あと、ついでにいうと、今日から中学3年生なんだよね。

まあ、《エンドのE組》なんだけどね。

そういや、カルマはまだ停学中なんだよね。

まあ、仕方ないよね。

ご飯炊こう。

ピピッ

シャワー浴びる準備っと。

じゃあ、浴びよう。

んんー。

最近、前より胸大きくなったかも。

確か、今してるブラがＣでしょ。

でも、それもきつくなってきてるから、もしかすると……Ｄになりかけてる？

前よりも、肩凝りやすくなるなー。

それよりも、髪洗おう。

髪長いから洗うのも、乾かすのも、時間かかるんだよね。

～数分後～

髪乾かそ。

ブオォー

～8分後～

まだ、ご飯炊けてないし、まだ、5時半だからテレビでも見ようかな。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

あ！もう、6時半じゃん！

テレビが面白くて、長く見ちゃった。

早く、お弁当作らなきゃ！

ご飯もとっくに炊けてるし！

今、何時だろ？

げっ！もう、7時半！？

いつも、7時40分くらいに出てるから、急がないとじゃん！

早く、制服に着替えないと！

よし！着替えたし、早く学校行こう！

そうして、私はミント色の自転車にまたがり、学校にむかった。

ギリギリセーフ！！

でも、やっぱりカルマが居ないと、寂しいなー。

って、ん？なんだあれ？

「雪乃！雪乃！」

まじで、なんだあれ？

「あ！雪乃様が来たぞ！」

『へ？』

何これ？

「我が雪乃ファンクラブの代表です！」

は？

『ええええぇぇぇぇ！』

そんなのあるの！？

『そんなのあったんだ……でも、いいの？私E組だよ？』

「いいんです！雪乃様は特別な存在ですから！」

あっ、はい。

『でも、始業式始まるよ？』

そろそろ、時間だし。

『てことで、ごめんね』

そう言って、私は手を振り体育館にむかった。