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しんじゅうびより(文豪ストレイドッグス・太宰治) ページ3

※太宰がただの心中莫迦、恰好いい太宰なんていない。
※クールなツンデレ夢主ちゃん

今日は晴天。


暖かな日差しが丁度良い昼頃。


こんな日は...









太「...心中に限るね?」


「頭いかれましたか?いや元からでしたか」


我が愛しの恋人で最高の心中相手のAちゃんに冷たくあしらわれてしまった。


太「酷いなぁ〜、Aちゃん...こんな日は心中に限るんだよ、心中しようよ〜」

国「太宰!貴様仕事はどうしたのだ!!」


ねぇねぇとすがり付いていると国木田君が現れ引き離されてしまった。ちぇ。


「太宰さーん、仕事しっかりしたら心中考えてあげますよー」


引きずられていく私にAちゃんが嬉しい一言をかけてくれた。

太「え!?A本当!?本当!?よっし私仕事頑張るからー!!」


今日は真面目に働く気になった。


終わったらAちゃんと心中しよう!





〜定時〜


無事に仕事を全うした私はAちゃんと河川敷を歩いていた。


太「Aちゃん、仕事終わらせたよ!
ほら、夕日が綺麗だね。夕日に照らされ煌めく川に2人で飛び込もうじゃないか!!」


「そうですね......いや、また今度にしましょう」


Aちゃんは少し考えてからそう言った。


太「え、今日してくれるんじゃないのかい?」


心中出来ると思って頑張ったのに...私は餌に釣られた哀れな魚だ...


「太宰さん」









「......私は太宰さんと一緒に生きたいんです。それに二人とも死んだらもう...キ、キスだって、できませんし...」


私の隣のAちゃんは夕焼けの光の中でもわかるほど顔を赤くしていた。


太「...可愛い」


無意識にボソッと呟いた言葉は、Aちゃんの頬を更に赤らめていった。


「な...なっ!!」


太「じゃあ早速今夜一緒に......一寸、Aちゃん速い!なんで段々早く歩いていくの!!待って!走らないでー!!」


「今の無し!無しです!!」


..........................................

オチ?特にない。

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作者名:優希 | 作成日時:2016年5月5日 19時

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