The first love

23. ページ24

＿ 遥輝side ＿


あの日ご飯に行ってからAちゃんが頭から離れへん


素敵な笑顔やったなぁとか

気配りできるんやなぁとか

気づけば目でおってた


俺気持ち悪…



「はぁ、」


「遥輝さんため息なんかついてどーしたんすか？」


「別に何でも」


「ふーん」




ふーんてなんだよ。ふーんて。




「こないだAさん可愛かったなぁ」


「は？」




あ、やばい。




「可愛くありませんでした？」


「え？あ、うん」




俺は曖昧な返事をした


慎吾の後ろで卓さんにやにやしとるし。


卓さんにはいつも何でも見透かされてる気がする


勘弁してくださいよ卓さん…

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