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試合が始まり私達は席についた
『ビールいかがですか〜!』
なんて売り子さんの大きな声が聞こえる
『ママ〜』
その声に目を向ければ陽翔がタオルを落としちゃって取れないみたいで
『あ、落ちちゃったの?』
するとすらっとした手がそのタオルを拾って陽翔の膝の上にそのタオルをおいた
『あ、すいませんありがとうございます』
いいえ、と笑うその人はとても笑顔が素敵な人だった
『あの、人違いだったらあれなんですけど慎吾くんの奥さんですよね?それと前にも球場で会ったことありますよね?』
『そうです!え、そーでしたっけ?すいません覚えてなくて(笑)』
私も何回も来てるし簡単には思い出せない
『確か妊婦さんで卓ちゃんが好きってお話しませんでしか?』
私が妊娠してる時に来たのは1回だけ…
卓ちゃんファンってことを知ってる…
『あ!思い出しました!慎吾くんファンの!』
『そうです(笑)偶然ですね(笑)』
うわぁ、こんな偶然ある?びっくり
『慎吾くんの奥さんだったんですね(笑)』
『自己紹介遅くなりました(笑)』
『息子さん、陽翔くんですよね?』
『はい、陽翔ごあいさつは?』
陽『こんにちは』
『あはは、こんにちは』
そう言って彼女は陽翔の頭をなでた
『ママーこのお姉ちゃん誰?』
『パパのファンなんだって!』
陽『僕もパパのファンやで!ユニフォーム同じやね』
『おそろいだね!』
その後もたくさん陽翔と遊んでくれて陽翔も嬉しそうだった
慎吾くんが帰ってきたら教えてあげよう
こんな素敵なファンの方に会ったよってね
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ぴすたちお - 移籍!?マジか〜北海道離れちゃうんですね(m´・ω・`)m (2016年5月11日 0時) (レス) id: cef65f0dba (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます! (2016年5月5日 16時) (レス) id: 2e911d0646 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 私は西川遥輝さんをもう一度みたいです。西川さんの小説、この間書かれてたみたいですけど。もう少し長いお話を読みたいです! (2016年5月5日 16時) (レス) id: aed4086fc8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - たかっぴさん» ですよね!めっちゃ可愛いです(笑)わかりました!ありがとうございます! (2016年5月3日 8時) (レス) id: 2e911d0646 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 玲華さん» ありがとうございます! (2016年5月3日 8時) (レス) id: 2e911d0646 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき | 作成日時:2016年4月21日 0時