幼馴染みの同期が全員イケメンについて 2【警察学校組】

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アイツらが無事だと分かったが、アイツらは絶対説教だ。特に萩。やっと降りてきた2人、白雪に伊達班長が駆け寄ったのが見えた。ま、彼女さんより長い付き合いの幼馴染みだもんな。心配になるのは分かる。

萩は班長……爆処の方の班長と話をしていた。アイツこれからちゃんと防護服着るんだろうな……着なかったら今度こそ一発殴るか。



「萩ィ」


「げっ」


『デジャヴで笑う。大人しく説教されな』


「お前もだ白雪」


『はっ！！！？！！？』


「行くぞ」


『引っ張んな松田！！！怪我人なんだから労われよ！！！』



怪我人？知るか。取り敢えずお前らは他の奴らの邪魔になれねえように説教すんだ。その後すぐに白雪が左手首を捻ったことを聞いた。体勢が崩れたから咄嗟に受け身とったらしい。コイツ、受け身とか取れるのか。



『おい松田、失礼だかんな』


「…………口に出てたか」


『仲良いのかよお前ら。……あ、じゃなかったら付き合い長くないか』


「1人で解決すんな」


「ねえ俺の事は無視？」



そういや萩原居たな、悪ぃ。白雪の左手首を見ると包帯が巻かれていた。痛そうに見える…………が、本人は何ともなさそうな顔をしている。受け身の取り方が上手かったのか。

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