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*彼に内緒で彼のぬいぐるみを作っていたら、完成間近でバレた ページ19

「あ、これはその...なんというか...」


中島敦
「ぬいぐるみですか?」
まだ自分のぬいぐるみだとは気づいていない様子の彼に、ほっと一安心の貴女。
しかし、机の上に置かれた特徴的な前髪のパーツで閃いた彼。
「あの、若しかして、その僕...?」
お互い真っ赤っか。


太宰治
「...」
無言で抱き締めてくる彼に、急いで針山に針を刺して彼を受け止める貴女。
「(私のぬいぐるみ作るなんて、どれだけ私の事好きなんだい)」
「好き、大好き、愛してる」
『いきなりなんで??』


国木田独歩
「...そ、それは俺か?」
勝手に御免、気持ち悪いよね、と作りかけのぬいぐるみを背中に隠す貴女。
「否、そんな訳がないだろう!!寧ろ」
そこで黙ってしまった彼に、寧ろ?と聴くと、小さな小さな声で嬉しい、と呟く彼。


福沢諭吉
「何故そんなに焦っているんだ」
な、なんとなく...?と返す貴女に、何事も無かった様に去っていく彼。
良かった、まだバレてないかも...と安心する一方で、その実確り彼にバレている。
「(いつ頃完成だろうか...)」


江戸川乱歩
「それ僕のぬいぐるみでしょ?」
ぎくっと肩を揺らした貴女に、ははは!と愉快そうに笑う彼。
「ほら早く続き作ってよ」
暫く貴方の作業を眺めた後、見てるの飽きたーとお菓子を山ほど持ってくる。


綾辻行人
「器用なんだな」
明らかに彼のぬいぐるみを作っている事はバレバレなのに、それだけの反応で逆に貴女が不思議に思う。
「その手先で小さな俺が生み出されているなら、光栄だな」
ふっと笑った彼に、矢張りバレてると苦笑いの貴女。

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作品ジャンル:アニメ
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うさちゃん(プロフ) - 190cmの女性…()凄…すこ… (3月17日 19時) (レス) @page5 id: bdc57886de (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - 瑠璃唐綿さん» 遅くなりました!お応えできたようで良かったです!これからもよろしくお願いします! (11月6日 19時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - 蘆花さん» そうなんですね!元ネタを存じ上げなかったのでありがとうございます!直接名前などが出てないのでセーフということにさせていただきます! (11月6日 19時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃唐綿(プロフ) - もちのあじさん» リクエストに応えていただきありがとうございます!!最高でした!! (11月5日 20時) (レス) id: dc86d62893 (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - ベルメールさんやぁ!!!!ワンピのあのシーンほんと最高だからなんかほんとありがとうございます!! (10月31日 23時) (レス) @page49 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちのあじ | 作成日時:2023年5月9日 8時

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