【文スト】文豪さん、反応記録帳。十二冊目

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芥川龍之介→ハナミズキ
「…？」
数秒後静かにため息をつく彼。
「花の名前しか喋れん現象はまだ治っていなかったのか」
呆れ顔の彼に、膨れっ面をしながらやけになって抱きつく貴女。
意味を知る日はまだ遠い。

【私の思いを受け入れて】



中原中也→パセリ
「今度はパセリだぁ〜？」
一寸待ってろ、とスマホで意味を調べる彼。
出てきた言葉に、ニッと笑う。
「今夜は、たこ焼きにでもするか」
満足げな貴女を見ながら、たこ焼きを頬張る。

【お祭り気分】



森鴎外→クレオメ
「ふふ…お気に召した様で何よりだよ」
貴女にプレゼントした深紅のドレス。
戯けた調子でそう感想を伝える貴女に、柔らかく微笑む彼。
「(花言葉でくらい、素直になれば良いのにね)」

【想像したほど悪くない】



坂口安吾→オレンジ
「…？何をしてるんです」
今日はいい天気だから、とカーテンを洗濯しようとした二人。
レースのカーテンを被って、笑いながらそう呟いた貴女を見て花言葉を思い出す。
「…それ、いつか必ず現実にしますから」

【花嫁の喜び】



フョードル・ドストエフスキー→クリスマスローズ
「…こちらへ」
貴女を誘うと腕の中に閉じ込めて、これでもかというほど抱き締める。
「貴女の気が済むまで、こうしていましょう、」
彼の低い体温が、貴女に侵食されて温かくなっていく。

【私の心配を和らげて】



条野採菊→リンドウ
「へぇ…そうですか」
絶賛喧嘩中の二人。
花の名前しか喋れなくなっている状態でも、巧みに言い合う貴女に一寸だけ感心している。
「なら、私は”マーガレットアイビー”の花言葉を送りましょうか」

【苦しんでいるときのあなたが好き】

【変わらぬ思い】



末広鐡腸→柿
「柿…か？確かに美味いが…」
後日、ふとした瞬間に貴女の表情を思い出して、条野に花言葉を尋ねる彼。
条野の口から告げられたその言葉に、貴女を探し走り出す。

【広大な自然の中で私を永遠に眠らせて】




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今回は少しユニークな花言葉もチョイスしてみました！

参考にさせていただいたサイト
https://www.timeless-edition.com/archives/15689

https://prrr.jp/note/scene/2615/

【４期のPVについて作者が語る＆皆様へ】→←＊自分の伝えたいことが、花言葉の花の名前でしか云えなくなった

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