【文スト】文豪さん、反応記録帳。十二冊目

＊貴女が無害系ヤンデレだった ページ30

無害系ヤンデレとは→
・相手に対してネガディブな言動はしないタイプ
・不満を溜め込みすぎると爆発する

参考サイト https://woman.mynavi.jp/article/211112-14/view/8/

※女性と食事に行くことになった彼(仕事関係)



「全然大丈夫だよ？お仕事でしょう？行ってらっしゃい」


中島敦
「え、良いんですか？」
自分が良いのか聞いておいて、この返答はおかしいと思いながら聞かずにはいられなかった。
「だ、だって...」
いつも貴女が我慢してるんじゃないか、不安になりながらも食事に行く彼。


太宰治
「私が女性と二人で食事だよ？？」
美人だったら心中しちゃうかもしれないよ？？？
そう云いながら詰め寄る彼に、それは嫌と抱き着く貴女。
『治の心中相手は、私だけ』
その言葉に両手で自分の顔を覆い隠す。


国木田独歩
「あ、嗚呼…じゃあ行ってくる」
貴女からの接吻を頬で受け取ると、玄関を出て待ち合わせ場所まで行く。
食事の最中も貴女の顔が浮かんで話に集中出来ない。
『おかえり』
「ただいま、次は太宰に任せる」
『なんで？？』


福沢諭吉
「……」
押し黙った彼に疑問を浮かべる貴女。
「矢張り、辞める事にしよう」
貴女が我慢している事を見抜いて、自分から断りの電話を入れる彼。


江戸川乱歩
「それ、本当？」
本心を言い当てられて、ぎくっと肩を揺らす貴女。
「まぁ、でも君は良いって云った訳だし」
貴女が本心を云わない限り、その通りに動く彼。
貴女はいつからか我慢しなくなる。


綾辻行人
「……」
無言で手招きをする彼。
なんの警戒もせずに近づく貴女に、ぱちんっとデコピンをかます。
「下手な嘘はつかない事だな」

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