【文スト】文豪さん、反応記録帳。十一冊目

＊綾辻先生を『あにゃつじせんせい』と呼んだ ページ17

「あにゃつじせんせい！」


中島敦
「先生？学校の先生かな？」
貴女の言葉に笑顔で返す彼。
精一杯綾辻先生の説明をしてくれる貴女を優しい眼差しで見つめる。
「(可愛さのあまり、語彙力が無くなるかもしれない...)」


太宰治
「”あにゃつじ”あにゃつじ、あやつじ、...綾辻」
この辺りにそんな名前の人いたかなぁ？と人物と特定を始める彼。
「どんな輩か一目見てみようじゃあないか！」
貴女を連れて”綾辻先生”探しの始まり。


国木田独歩
「また訳の分からん奴の名前を...」
小さく溜息をついて、パソコンを閉じる彼。
「で？その人はどんな人なんだ？会った事があるのか？何をした？」
質問攻めを受けて目を丸くする貴女。


福沢諭吉
「綾辻？」
「(確か、そんな名前の探偵事務所があった様な、)」
貴女の頭を撫でながら、そう考える彼。
まさか、そんな所まで独りで行ったのか...？と過保護発動。
「...遠出をする時は、私に云いなさい」


江戸川乱歩
「誰？」
えーっとね、探偵さん！と、元気良く答える貴女とは正反対に、うっすら目を開いて怪しく笑う彼。
「探偵か...」
僕の方が凄いもんね！！と、幼児相手に今までの実績を語り出す。


綾辻行人
「...悪くない」
「今なんて？」
監視のため来ていた辻村が、耳を疑う。
「辻村君、監視カメラからさっきの音声を抜いて俺にくれないか」
「ｯ何をする気ですか！？」

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