【文スト】文豪さん、反応記録帳。十一冊目

＊半猫幼女の貴女が、中也を『ちゅーにゃ』と呼んだ ページ15

「ちゅーにゃ！」


中島敦
「『ちゅーにゃ』？」
あー！ポートマフィアのあの人！と納得する彼。
「(にしても...この子は半猫で、僕は半虎...)」
仲間だ！と一人親近感を抱く。


太宰治
「あぁぁぁ！！！話している言葉さえ違えば、この上なく可愛らしいのに！勿体ない！！」
くねくね、と妙ちくりんなポーズを取りながら悶える彼。
「”おさむ”って云ってご覧？」


国木田独歩
「おい、如何してお前がポートマフィアの幹部の名前を...」
可愛さよりも、そっちが気になってしまう彼。
「まさか、誑かされでもしたんじゃ無いだろうな！！」
そんなわけが無い。


福沢諭吉
「？」
何度も楽しそうに『ちゅーちゃ！』と口にする貴女に、楽しいのなら良い、と頷く彼。
「おいで、おやつだ」
猫好きの彼はおやつを常備。


江戸川乱歩
「あぁ、素敵帽子君ね」
貴女を撫でるとゴロゴロと喉を鳴らす貴女。
「『今度本人に云ってあげたら？』って思ったけど、やっぱり辞めた」
彼の猫目が愉しそうに、ぐっと細まる。


綾辻行人
「他の男の名前を呼ぶなど、良い度胸をしている」
貴女が幼女な事を云い事に、そう呟いてみる彼。
「......」
純粋に疑問符を浮かべる貴女に、やっぱり辞めておけば良かったと後悔する。

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