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ページ22

「…好き………っ、」


芥川龍之介
「何がだ」
走り去って行く貴女を睨みながら、言葉にする。
その様子を近くで見ていた広津さんが、彼の背中を押し「行ってこい」と一言。
「…ッ、待て」


中原中也
「んな事は、俺から云わせろ」
声を張って、走り続ける貴女を止める。
目を見開いて、バタバタと駆け戻ってくる貴女に聞こえないようにぽつり。
「…俺は、愛してるけどな」


森鴎外
「ふふっ…知ってるよ」
追いかけることはせず、愛おしい貴女の背中を見守る。
「…それにしても、『そうであれば良い』と思っていたけれど」
これからは堂々と甘やかせる。


坂口安吾
「…すみません、何と云ったかッてAさん?」
バタバタと駆けていく貴女を目で追い、呆然とする彼。
ため息をついてその場を立ち去ろうとした彼と、もの陰に隠れていた辻村がばったり遭遇。
『先輩!!こんな絶好のチャンス!!!何で追いかけないんですか!!』
その言葉に、察して耳を赤くする。


フョードル・ドストエフスキー
「待って下さい」
貴女の細い手首を優しく掴むと、自分の方にぐいっと引き寄せる。
「ぼくの返事をご所望では?」
顔を真っ赤にした貴女にくすっと笑うと、強く抱き締める。


条野採菊
「全く…相変わらず逃げ足が早い事で」
走っていく音の中に、自分の煩い鼓動が混じる。
「…これじゃあ、人の心音を聴くどころじゃありませんね」
貴女が戻ってきたところを捕らえて、想いを伝える。

*何度彼が告白しても「他にいい女性がいる」とはぐらかした→←*無意識のうちに「好き」と言ってしまい赤面して逃げた



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作品ジャンル:アニメ
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もちのあじ(プロフ) - 柏餅さん» ありがとうございます!!! (1月2日 21時) (レス) id: d62e2f2bb9 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅 - 神すぎます! (1月2日 12時) (レス) id: c21f6abdfc (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - つむぎさん» 遅くなってしまって申し訳ないです…!楽しんでいただけたようでなにより!八冊目もよろしくお願いします〜! (2022年3月14日 14時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ(プロフ) - リクエストしたもの読みました!やっぱりキャラそれぞれの反応がとても素敵で今回もすごく癒やされました!書いて頂き、ありがとうございます! (2022年3月14日 14時) (レス) id: 26eb3a6908 (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - ルアさん» 受け付けました!ありがとうございます!頑張りますね〜! (2022年3月13日 15時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちのあじ | 作成日時:2022年1月1日 21時

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