FTの世界に転生した少女の物語4【FAIRYTAIL】 (ページ7)

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ダ「はいはいはい。滑り出しは順調ね。見て見て？これは私が開発した人工ドラゴン。その名もドラゴノイド。火竜の魔力を得て、今ここに堂々とお披露目ってわけ！！」

ﾊｰ「ナツの魔力で？」

するとウェンディ、シャルル、ハッピーの三人がAたちの元に走ってやって来た。

ウ「ルーシィさーん！エルザさーん！Aさーん！ハート！！」

『ウェンディたち、無事だったんだね！！ナツは捕まったの？』

ハ「そうなんだよ！！グレイがダフネってヤツと手を組んで、ナツを罠にかけたんだ！！」

「「グレイが？」」

ウ「操られてる訳じゃなくて、自分の意思だって。私たちもよく分からないんです」

『きっと何か理由が………ぁ、グレイ！！』

ドラゴノイドの口先部分の上に腕を組んでAたちを見下ろしているグレイの姿があった。

エ「グレイ！！！」

エルザがグレイの名を呼ぶとドラゴノイドの立っている位置から一番近い岩に飛び移った。

エ「貴様が妖精の尻尾を裏切ったと言うなら、訳があるはずだ！！」

グ「ねえよ。そんなもん」

エ「何…？」

『いや、エルザ。あれはウソだと思う。ダフネってヤツがいるからウソを言っている可能性も』

戸惑うエルザにAはそう言う。未だにエルザたちを睨むグレイが口を再び開いた。

グ「ウソだと思ってんのか？」

『当たり前でしょ。あんなに仲間想いのグレイが裏切るハズがないもの。今ここにいないジュビアだってそんなこと言われても信じないよ』

Aはグレイに少々睨み返した。黙っていたダフネが声を上げる。