FTの世界に転生した少女の物語【FAIRYTAIL】 (ページ5)

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『ただいま、みんな！！』

ﾊｰ「みんな久しぶりね」

「「「おかえりー！！！」」」

ふわりとAが笑うとギルドの全員が声を上げて出迎えた。その中で、エルザ。ミラと同い歳の女性がAたちの近くに歩み寄った。

エ「久しぶりだなA、ハート」

『久しぶりエルザ。エルザも今日帰ってきたんだよね？話題になってたよ。元気だった？』

エ「ああ、Aも元気そうでなによりだ。それにしても、少し身長が伸びたか？」

『少しだけだよ。正直もう少し伸びて欲しかった感はある』

エルザと楽しそうに話して笑うAは年相応と言えるだろう。だが週ソラに書いてあった、〝見た目によらず大人っぽい〟という雰囲気はあまり感じられない。だが週ソラで妹にしたいランキング1位になった少女を、遠くで見ていたルーシィは〝確かに妹にしたい子だわ〟となっとくしていた。

「ご苦労じゃったな、A。どうだ？仕事の方は」

『バッチリですよ！！闇ギルドが邪魔しに来ましたけど、返り討ちにしてきました！』

ﾊｰ「どっかの傘下だから弱かったわよね」

Aは妖精の尻尾(フェアリーテイル)の総長(マスター)であるマカロフ・ドレアーに仕事の報告をした。闇ギルドが邪魔してきたという話も上がったが、特に問題はなかったらしい。

マ「うむ、よくやった。今日はゆっくり休むとよい」

『はい、マスター』

エ「A、帰ってきて早々悪いが力を貸してくれるか？ナツ、グレイ、お前たちもだ」

「「え！？ / はい！？」」

『珍しいね。別にいいよ〜』

ナツ、そしてグレイ・フルバスターというナツといつもケンカする少年。二人はエルザの頼みに驚き、Aは珍しいと言いながらもエルザに手を貸すことを承知した。