FTの世界に転生した少女の物語【FAIRYTAIL】 (ページ29)

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鉄の森とぜレフ書の悪魔との戦いから数日後。妖精の尻尾のギルドの外ではナツとエルザが中央に立ち、周りには多くの観客がいた。

ル「ちょ……ちょっと！！！本気なの！？二人とも！！」

「本気も本気。本気でやらねば漢ではない！！！」

ミラの弟であるエルフマン・ストラウスが声を上げた。エルフマンの言葉にミラが突っ込む。

ミ「エルザは女の子よ」

ル「だって…最強チームの二人が激突したら…」

グ「最強チーム？何だ、そりゃ」

ル「あんたとナツとエルザとAじゃないっ！！！妖精の尻尾トップ4でしょ」

グ「はぁ？くだんねェ！！誰がそんな事言ったんだよ」

『ミラだよミラ』

グレイの後ろにいたミラは満面の笑みだったが、グレイにそんな事を言われ涙目になっていた。グレイは何とかミラを宥めようとする。

ｴﾙ「確かにナツとグレイの漢気は認めるが…″最強″と言われると黙っておけねえな。妖精の尻尾にはまだまだ強者が大勢いるんだ」

「最強の女はエルザかAで間違いないと思うけどね」

「最強の男(・)となるとミストガンやラクサスもいるし」

「あのオヤジ(・・・・・)も外す訳にはいかねえな」

チームシャドウ・ギアであるレビィ、ジェット、ドロイの三人はそう言った。ルーシィは聞いた事ない名前を聞いて首を傾げた。

ｴﾙ「なんにせよ、面白い戦いにはなりそうだな」

グ「そうか？オレの予想じゃエルザの圧勝だが」