FTの世界に転生した少女の物語【FAIRYTAIL】 (ページ28)

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「速い！！！」

「あの一瞬でこれほどの造形魔法を！！？」

ル「造形魔法？」

″造形魔法″という魔法に首を傾げるルーシィ。ハートとハッピーはルーシィに造形魔法について説明する。

ハ「魔法に″形″を与える魔法だよ」

ﾊｰ「そして形を奪う魔法でもあるのよ」

二人の説明にルーシィは冷や汗をかいたように息を飲んだ。

グ「アイスメイク…″槍騎兵(ランス)″！！！A！！！」

『オッケー！！虹竜の翼撃！！！！』

「あの娘…虹の滅竜魔導士か！！！」

「な、なんという威力…！！」

『ナツいっけ───っ！！！』

ナ「おうよ！！右手の炎と左手の炎を…合わせて…火竜の煌炎！！！！」

ナツの全力攻撃でぜレフ書の悪魔は白く光った。空も先程の奇妙な色から青い空に戻っていった。

マ「見事」

ル「これが…妖精の尻尾最強チーム！！！！すごーい！！！超カッコイイ！！！」

戦いが終わりAたちは顔を見合わせて笑い合った。マカロフが少しの間高笑いしていたが、一気に声が小さくなる。マカロフの視線に全員が目を向けると、定例会の会場が跡形もなくなくなっていた。

『あちゃー…』

ﾊｰ「やっちゃったわね…」

エ「総長(マスター)…申し訳ありません…」

マ「いーのいーの。どうせもう呼ばれないでしょ？」