FTの世界に転生した少女の物語【FAIRYTAIL】 (ページ16)

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「残念だな、妖精ども。闇の時代を見る事なく死んじまうとは！！！」

敵が放った魔法はルーシィに向かっていく。だがその魔法がルーシィに直撃する前に魔道四輪車で酔っていたナツが炎で影を裂いた。

ナ「やっぱりオマエかぁあぁぁあっ！！！今度は地上戦だ！！！」

ｴﾘ「後はまかせたぞ。オレは笛を吹きに行く」

エ「ナツ！！グレイ！！二人で奴を追うんだ！」

「「む」」

エ「ここは私とA、ルーシィで何とかする」

ル「なんとか…ってあの数を女子三人で？」

エルザは窓ガラスを破って外へ出て行ったエリゴールをナツとグレイに追うように頼んだ。今にもケンカしそうな二人をエルザの怒鳴りで、肩を組んでエリゴールの後を追った。

ルーシィは目の前にいる魔導士の数を三人で倒し切れるとは思っていないようだ。

「女子三人で何ができるのやら…」

「殺すには惜しいぜ」

エ「下劣な。これ以上妖精の尻尾(フェアリーテイル)を侮辱してみろ。貴様等の明日は約束できんぞ」

ル「剣が出てきた！！〝魔法剣〟！！！」

『正直私とルーシィはいらない気がするけど……まあエルザの魔力量は魔道四輪車で減ってるし、私もやるか…！！』

エルザは先程からずっと魔道四輪車を操作していた為、魔力の量は確実に減っているのだ。魔力が減っているにも関わらず、エルザは敵を次々と倒していく。