FTの世界に転生した少女の物語【FAIRYTAIL】 (ページ11)

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ル「ちょっと待って！！！追放って…処罰はされなかったの！？」

エ「されたさ。当時、鉄の森の総長(マスター)は逮捕され、ギルドは解散命令を出された。しかし闇ギルドと呼ばれているギルドの大半が、解散命令を無視して活動し続けてるギルドの事なのさ」

ル「……帰ろっかな…」

エ「不覚だった…あの時、エリゴールの名に気づいていれば…全員血祭りにしてやったものを……」

ル「ひいいっ」

エルザの殺気溢れた発言に怯えるルーシィだが、グレイやAは平然と口を開き、話を続ける。

グ「だな…その場にいた連中だけならエルザ一人で何とかなったかもしれねえ。だが一つのギルドまるまる相手となると…」

『エルザ一人だと難しい…』

エルザは二人の言葉に頷き、再び話を続けた。

エ「奴等は〝ララバイ〟なる魔法を入手し、何かを企んでいる。私は、この事実を看過する事はできないと判断した。鉄の森に乗り込むぞ」

グ「面白そうだな」

『やると決めたらやらなきゃだよね』

グレイとAは意気込むが、ルーシィだけは先程から止まらない冷や汗をかき続けた。

ル「来るんじゃなかった」

ハ「汁出すぎだって」

ﾊｰ「汗って言いなさいよ」

話が終わると丁度駅に着き、Aたちは列車から降りた。ナツを置いて降りてしまったことには、Aですら忘れていたようで、誰も気づかなかった。